カテゴリー:「着付け教室コラム」一覧
菊は日本人にとってはなじみ深く、親しみのある花です。江戸時代から品種改良が盛んで、現在の品種は数千を超えていて、花びらの形や数、色など実に個性豊か。愛好家も多く、手塩にかけた菊の品評会や展示会など、古くから日本の各地でイ ・・・[続きを読む]
亀甲文様は縁起のよい柄、吉祥文様の一つとして、よく知られています。家紋や商標に使われることも多く、日本人が慣れ親しんだ柄といえるでしょう。亀甲文様が縁起がよいといわれる理由をご存知でしょうか?単純に長寿の象徴だから、だけ ・・・[続きを読む]
紅花のふるさと山形に、優しい風合いに気品が漂う素敵な着物があります。先染めで色をつけ、伝統的手法で織られた塩沢紬、あなたは袖を通したことがあるでしょうか?紬は庶民の着物として生まれましたが、今では貴重な伝統工芸品として高 ・・・[続きを読む]
夏の浴衣生地や手ぬぐいなどに用いられる絞り染め。インドや中国から日本へ伝来し、奈良時代には多種多様な絞り染めがつくられてきました。東大寺献物帳にその記録もあり、正倉院にも保存されてきました。今回は、日本の絞り染め生産地、 ・・・[続きを読む]
今回の記事では、日本の八丈島で今も生産が続けられている織物の本場黄八丈を紹介します。本場黄八丈は「あらゆる着物を知り尽くした人が最後の最後に辿り着く着物」と呼ばれるほど、希少価値の高い織物です。この記事を読むことで、本場 ・・・[続きを読む]
新潟県南部の魚沼市、塩沢地方を代表する織物の「本塩沢」。落ち着いた色合いと主張しすぎない模様でどんな小物にも合わせやすいということもあり幅広い年代の人に愛され続けている絹織物です。今回は本塩沢という織物がどのようなものな ・・・[続きを読む]
織物とはどんなものか知っていますか?織物とは色染めした糸を縦横に交差させてできる布のことです。工芸品売り場などで目にすることはありますが、現代の生活にはあまり馴染みのないものになってしまいました。作られる地域によって風合 ・・・[続きを読む]
沖縄県南部の八重山地方。観光地として多くの人に愛されるこの南国の地で古くから作られている八重山上布という織物があるのをご存知でしょうか。その歴史的背景から、独自の文化が育まれてきた沖縄では、織物の作り方も特徴的です。今回 ・・・[続きを読む]
多摩織りの渋さは老若男女問わず人気を集めています。今回は多摩織について、歴史を紐解きながら魅力も併せて紹介します。昭和初期から一般的な伝統工芸品とは異なり分業制を導入している多摩織ですが、これにより大量生産が可能となって ・・・[続きを読む]
上田紬がなぜ日本三大紬に数えられるようになったのか、疑問を抱いたことはないでしょうか。今回の記事では、歴史的な視点も取り入れながら、現在にいたる特徴や魅力をひも解いていきます。この一文を通して、今まで知らなかったこと、は ・・・[続きを読む]