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着物と相性のいい傘の種類を紹介

公開日:2025/06/01  

傘

「着物で外出をする予定があるのに、雨が降ってしまった」といった経験をはありませんか。そんな時は、傘を含めたトータルコーディネートのチャンスでもあります。本記事では、和傘の種類や和傘以外の着物との相性がいい傘の種類を詳しく紹介します。本記事を参考に、ぜひ雨の日の着物コーデを楽しんでください。

和傘の種類

傘にはさまざまな種類があり、用途やデザインによって分類されます。最も一般的なのが、長傘と折りたたみ傘です。長傘は親骨が固定されており、開閉のみで使用できるタイプで、折りたたみ傘は親骨を折りたたんでコンパクトに収納できる点が特徴です。

どちらも日常的に雨の日に使用され、多くの人々に馴染みがあります。そして、和傘は日本の伝統的な傘で、さらに細かく分類されます。

番傘

まず、番傘は最も一般的な和傘で、大きめの作りが特徴です。男女兼用で使用され、時代劇や古風な風景でよく目にします。

一方、蛇の目傘はその名の通り蛇の目のような模様が特徴で、歌舞伎の小道具としても多くの演目で使用されます。華やかなデザインが施されており、持ち手に藤が巻かれるなど、装飾性が高い点が魅力です。

日傘

日傘も和傘の一種で、主に太陽光を遮る目的で作られています。

防水加工は施されておらず雨の日には使用できませんが、美しいデザインが特徴的です。内側にも工夫を凝らしたものが多く、見た目の華やかさが際立っています。

舞傘

さらに、舞傘は舞踏の際に用いられる特別な傘で、こちらも防水機能はありません。その代わりに、見た目の美しさが重視され、独自のデザインが施されています。

日傘同様、雨具としての機能はありませんが、華やかで芸術性の高い見た目が特徴です。

和傘以外の着物と相性のいい傘

和傘以外で着物に合う傘としては、長傘や折りたたみ傘が挙げられます。これらの傘は一般的に洋服に合わせて使われることが多いため、一見すると着物には合わないようですが、デザインや柄次第で着物とも相性の良いものになります。

とくに和風デザインや和柄の傘は着物と調和しやすく、一本持っておくと着物を着る際に重宝します。

和柄の傘

和柄には、日本の伝統的な模様が多く用いられます。たとえば、七宝模様や亀甲模様、矢がすりといった古典的な柄は着物と非常に相性が良いです。

傘全面に模様が描かれていなくても、一部に取り入れられているだけで十分に風流な印象を与えます。また、華やかさを抑えた控えめな模様の和風デザインであれば、どのような着物にも合わせやすくなります。

レース素材の傘

レース素材の傘は、意外にも着物の柄やデザインによってはしっくりと馴染みます。レースはショールとしても使われる素材で、落ち着いた印象を与えるため、大人っぽい雰囲気を演出したい場合に適しています。

小花模様の傘

小花模様の傘もおすすめで、とくに落ち着いた色合いのものは普段使いと兼用できる上に、着物ともよく合います。ただし、大ぶりの花柄は着物の柄や色合いによっては騒がしい印象を与えるため、注意が必要です。

カラフルなデザイン・水玉模様

カラフルなデザインや水玉模様の傘も可愛らしくポップな印象を与えますが、落ち着いた雰囲気を求める場合にはふさわしくありません。一方、レトロな着物にはポップな傘がアクセントとなり、個性的なスタイルを演出できます。

単色の傘ならデザインや素材にこだわろう

単色の傘を選ぶ際は、デザインや素材にこだわれば着物との調和を図れます。とくに、取手部分のデザインが重要です。

無機質なプラスチック製の取手は軽く現代的な印象を与える一方、木目の入ったデザインやそれに近い素材を選べば落ち着いた重厚感が生まれ、着物との相性も良くなります。また、単色の傘でも着物に合わせた色味を選べば全体のコーディネートがまとまり、和の雰囲気を引き立てられます。

折りたたみ傘については、着物と合わせるのは難しいと考えがちですが、携帯性の高さから重宝するアイテムです。とくに着物を着る当日の降水確率が低く、長傘や和傘を持ち歩くのがためらわれる場合に便利でしょう。

折りたたみ傘を選ぶ際には、柄物を避け、無地のシンプルなデザインがおすすめです。派手な柄の折りたたみ傘は着物とのバランスを崩してしまうため、とくに短時間の使用であれば目立たないデザインの方が無難です。

長時間雨の中を歩く場合や特別な場面では、傘を含めたトータルコーディネートを考えましょう。一方で短時間の利用であれば、折りたたみ傘のデザインはあまり気にせず、実用性を優先して選ぶのもよいでしょう。その分、着物自体のデザインを重視し、季節感や流行、好みに応じて選べます。

まとめ

雨の日に着物で外出する際、傘選びにこだわれば装いがさらに引き立ちます。本記事では、和傘の種類や和傘以外で着物に合う傘を紹介しました。番傘や蛇の目傘といった伝統的な和傘はもちろん、和柄や木目の取手を持つ洋傘、レースや小花模様の傘も着物にマッチします。さらに、単色の傘でもデザインや色味に注意を払えば、トータルコーディネートを楽しめます。雨の日ならではの風情を傘で表現し、着物スタイルを存分に楽しんでください。

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