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着物の補正タオルの種類や使用枚数

公開日:2017/12/15  最終更新日:2018/09/11

着物の補正タオルの種類や使用枚数

着付け教室に通うと、着物を着るのにタオルなどの補正が必要だということがわかります。
現代人の体型はもはや着物に適していないということです。
それは西洋型のメリハリのきいた体型になったということなので喜ぶ話なのかもしれません。
しかし着物は昔の日本人誰もが着ていたものです。
その当時は寸胴だったということで修正などはまず考えられなかったはずです。
ここでは着物の補正タオルの種類や使用すべき枚数について解説していきます。

 

 

着物の着付けにはタオルが必要な理由

着付けをしてもらうと、タオルで補正してもらうことがあります。
着付け教室に通うとタオルが必要だと指導されるはずです。
実はこのタオルというのは現代人が着物を着る時はほぼ体型補正が必要だということを示しており、胴回りの補正には必ずタオルが使われるからです。

○着物が洋服と違う点

まず着物の着付けには体型補正が必要なのでタオルがどうしても必要になります。
その理由は着物が洋服と違う点にあります。
洋服は体に合わせて裁断や縫製がすでにされています。
しかし着物は反物の布を縫いわせて作られており、平たい凹凸がないスタイルになっています。

○体を着物に合わせる

現代人が着物を着るには、体を着物に合わせるしかありません。
本来は寸胴なスタイルだった日本人なら似合う着物でしたが、現代人は胴回りが細くなっているのでどうしても補正が必要になります。
着物を着る理想的なスタイルは実は筒形の寸胴な体型が一番良いということになります。
そのためにタオルは欠かせないアイテムになります。

もし体型補正が足りないとどうなるか

タオルを使わないで着付けることも可能です。
しかし胴周りは補正が不十分な状態になります。
そして補正ができていないので凹凸がでてしまい、体型と着物の形が合わないので不自然なシワができる可能性があります。

またそれだけでなく帯の位置が下になるので全体的に着崩れしやすくなります。
プロの着付け師でも体型補正がされていない方に着付けるのは至難の業です。
むしろプロほど体型補正は確実に行うはずです。

また体型補正されないで(もしくは補正がたりない場合)はかえって苦しくなることもあります。
つまりきつく紐で結ぶ必要が出てくるので、気持ち悪い、苦しいという人が出てくるでしょう。
体型補正とは現代人が着物を着る上では必ず必要なものになっています。

着物の着付けに向いているタオルと必要枚数とは

実際に着物の着付けをする場合はどのようなタオルを用意すべきなのでしょうか。
着付けで行う体型補正は、お一人お一人の体に合わせて行います。
その場合は1枚ずつ足して調整していくような方法をとっていきます。

○できるだけフラットなタオル
その時に使うタオルは厚めだと向きません。
むしろ体を均一に巻くようにして補正するのでできる限りフラットなものが適しています。

タオルに刺繍がある、端の部分だけ分厚くてしっかりしたものも向いていません。
高級なタオルや贈答用で高品質なものは実は補正用には向いていないということです。
できれば普段使っているタオルでフラットなもの、使い込まれたもののほうが体型補正に利用するには向いています。

用意するなら2種類あると便利です

着付けに利用するタオルは、

 

・高級すぎない(地タオルが厚すぎるのはNG)タオル

・少し薄目のタオル

 

の2種類あるほうが調整しやすいでしょう。

この薄手というのはなかなか難しいかもしれません。
というのも最近ではこの手のタオルを使わない家庭が増えてきたからです。
この手の薄手のタオルは旅館に行ったときにもらえるようなタオルのことです。
これは微調整に使います。

皮肉なことですがこのようなタオルも日本タオル(そう呼ばれはしないが、日本に昔からあるタイプ)のようなものはあまり家庭では使われていないのかもしれません。
また両端の淵の折り返しがあればそこをカットすることでフラットな補正が可能になります。

補正に必要なタオルの枚数とは

体にメリハリがある方なら最低でも3枚から5枚は用意しておくと便利です。
これは体型によっても必要なタオルの数が変わってきます。
厚すぎないタオルを3枚程度、薄手のタオルを2枚程度持っていくと調整しやすいでしょう。

またウエストが細い方や胸や腰にボリュームある西洋体型の方は通常よりも多めに用意しておくことをおすすめします。
少ないよりは多めに用意したほうが安心できます。

着物の補正タオルの種類や使用枚数まとめ

着物の着付けにはタオルは欠かせないことがわかりました。
タオルも高級なデザインものではなく、厚すぎるタオルも向きません。
そして両端の淵が厚いものも向いていません。
できれば普段使いしていて使い古したもののほうが利用しやすいようです。

薄めのタオルは旅館などでもらえるものを使うと微調整しやすいでしょう。
できれば枚数は全部で5枚(普通の薄さ3枚、薄目2枚程度)を持参しましょう。
ウエストが細い、胸や腰にメリハリがありボリュームがある人は必ず多めにタオルを持参していきましょう。

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