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よくある着物を着るシチュエーションとは?

公開日:2020/06/15   最終更新日:2020/06/22

日本人に生まれたからには和装を楽しみたいと言う方もいるなかで、現実には着る機会が少ないなと感じている方も多いようです。ところが、探してみるとそのチャンスは意外とあるものです。ここではそのシチュエーションや、着る機会を増やすためにおすすめの方法を見ていきましょう。

着物を着る代表的な機会といえば

和装に興味はあっても、日常ではあまり着るチャンスがないと感じる人は多いようです。しかし、探してみるとさまざまな行事や人生のイベントなどでその機会は多くあることに気づきます。最初に思いつくのが「成人式」や「結婚式」ですが、それ以外でも次のようなものが挙げられます。

まずは「入学式」「卒業式」など、お子様がいる方なら節目の行事の際に、洋装ではなく和装でのぞむことも可能です。その場にふさわしいものとしては、「付け下げ」や「訪問着」で無地のものが適しています。やはり当日の主役はお子様ですので、子供の門出を祝福するという意味で目立つようなものは避けたほうが良いようです。帯は二重のお太鼓がふさわしく、こちらも派手なものは避けて落ち着いたものを選定するようにしましょう。

そして、「お祭り」などのイベントや「正月」にもそのチャンスはあります。花火大会や夏祭りなどには浴衣などの和装で出かける人も多くいます。新年になれば、他家への訪問の際に和装で出かけることもできますし、初詣には着物を着て厳かな雰囲気で出かけたいという方もいることでしょう。洋装のほうが一見、バラエティに富んでいるように見えますが、和装でも季節感を感じる装いをすることは十分可能なのです。

機会を増やすために着られるようになろう

成人式や結婚式、お子様の行事やお祭り・新年の他にも、あらゆるところで着物を着る機会というのはあるものです。例えば「コンサート」「芝居観劇」「食事会」など、特に歌舞伎や舞踊など日本の伝統文化の舞台などを観る際に、和装で出向くというのも良いものです。

また、和がテーマの美術展や伝統工芸展などにもぴったりだと言えます。気心の知れた友人同士の集まりなら、紬や小紋を選ぶなど形式にとらわれず自由に好きなものを着ていくという楽しみ方もできます。近年「女子会」がブームにもなりましたが、ドレスコードを和装に決めて、レストランやカフェなどで催す方などもいるようです。

ここ30年程の流れを見てみても、一時は着物離れと言われた時期がありましたが、ここ10年程でその人気は再燃していると言われています。夏のイベント一つとっても、お祭りには若い男女がおしゃれに浴衣を着こなして出かける姿も見かけますし、インターネットや雑誌などでも着こなしやすいものが紹介されたりしています。市場でも浴衣ならばセット価格で1万円を切るものも多く流通していますので、手軽に手に入れられると言えるでしょう。

そのように、意外と身近にある和装のチャンスですが、自分で着られるかといえば、かなり少ないのが現実のようです。やはり着る機会を増やすためには、自分で着付けができるようになるのが一番です。

そこでおすすめなのが「着付け教室」で学ぶ方法です。全国には数多くの教室があり、各教室ともさまざまなカリキュラムを用意してくれています。目的やライフスタイルに合わせてぴったりのところを選べば、確実に技術や着こなしのセンスをランクアップさせることができるでしょう。

通うならこんな着付け教室を選ぼう

全国に多くある着付け教室ですが、人気のあるスクールのなかから特徴をいくつかピックアップしていきましょう。まずは「ワンコインレッスン」を導入しているところがあります。着付けがまったくはじめての方からを対象として「気軽にきものを着る」ことを目標に、基本的な知識から自分で着られるようになるまでしっかりサポートしてくれます。

ワンレッスン500円で受講でき、免状や受験費用などが派生しないのも魅力で、本格的に学ぶ前にファッションとして取り入れたいという方にも適した教室です。

次にレッスン時間帯が広く、仕事帰りでも通える教室は人気が高いようです。例えば最終レッスンが午後7時からスタートするところもありますので、前もって予定しておけば仕事との調整もしやすいでしょう。仮に当日、都合がつかなくなった場合でも振替が可能な教室も多くあります。

そして、着物や帯などが無料レンタルできる教室も人気があります。レッスンのたびに荷物を持っていくのは大変ですし、それが負担になって通うことをやめてしまってはもったいないです。教室のなかには荷物を無料で預けられるサービスをおこなっているところもありますので、そういう教室を選べば、毎回手ぶらで通うこともできます。

 

生活様式が変化し、徐々に着る機会が減ってしまったように感じる着物ですが、人生の節目や四季の行事・観劇や食事会・女子会など、1年を通してそのチャンスは多くあります。そして、着る機会を増やすためにはやはり自分で着られるようになるのが一番であり、おすすめの方法は「着付け教室」で学ぶことです。

教室では初心者からを対象としているところも多く、リーズナブルな価格設定や幅広いレッスン時間帯、レンタルサービスなどさまざまな体制を採用しています。着付けをマスターすれば、日常に「着物」を取り入れるチャンスが増えて、ファッションの幅もさらに広げることができるでしょう。

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