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着物を自宅で洗濯する方法

公開日:2020/05/01  最終更新日:2020/05/28

着物は、しっかりと手順を踏めば、他の衣類と同様に自宅で洗うことができます。ただ、間違った洗い方をしてしまうと、生地が縮んでしまったり、色落ちしてしまったり、せっかくの着物が台無しになってしまうので注意が必要です。他の衣類と比べ、手間はかかるかもしれませんが、きちんと準備を整えておこなえば、そう難しくはありません。

洗えるものと洗えないものがあるので確認しよう

着物を自宅で洗う場合、まず確認したいのが洗濯表示です。手洗いマークがついているものであれば、自宅で洗うことは可能になります。表示を確認するだけなので簡単な方法と言えますが、中には、洗濯表示がついていなかったり、色褪せて見えにくくなっていたりという場合もあるかもしれません。

そんなときは、素材で判断するようにしましょう。木綿や麻、ポリエステルやウールで作られたものは、自宅で洗濯できる場合が多いです。ただし、ポリエステル以外は天然素材になるので、洗うと縮みやすいといった特性があります。着丈に余裕がない場合、洗濯をすることで丈が短くなってしまうこともあるので注意が必要です。

また、正絹のものをはじめ、絞りや刺繍などの装飾のあるもの、そして裏地のあるあわせ仕立てのものは、生地の縮みをはじめ、変色や色移りの可能性が高くなります。自宅で洗うことは避けたほうが無難と言えます。

洗いはじめる前に準備を整えておこう

着物を洗いはじめる前に、まずは準備を整えましょう。一手間かけるだけで洗濯の失敗が少なくなるので、入念に準備を進めることが大切です。まずは、目立つ汚れがないか確認をするところからはじめます。特に汚れやすい部分は、袖口や裾、前身頃といった外側と、首回りが触れる掛衿や裏地といった内側です。シミや目につく汚れがある場合には、軽くケアしてから洗ったほうが汚れが落ちやすくなりますので、汚れの程度を確認し、必要ならプレケアをしておくと良いでしょう。

次に、色落ちの有無を確認します。せっかく綺麗な柄や模様があっても、色落ちをしてしまっては意味がありません。洗剤を目立たないところにつけ、3分から5分ほど待ちます。白い布で洗剤をつけた部分を叩き、色が移らなければ色落ちの可能性は低くなります。手間にはなりますが、失敗を避けるためにも、必ず確認するようにしましょう。

尚、自宅で洗う場合、手洗いと洗濯機のどちらかを選ぶことになりますが、中性洗剤で洗い、陰干しをするのはどちらも同じです。手洗いの場合には十分な大きさのある桶、洗濯機を使う場合にはネットが必要になり、どちらの場合にも、時間をかけずに進めていくことがポイントになります。手順の途中で焦ることのないよう、水気を拭くタオルや干すためのハンガーなど、必要なものはあらかじめ用意し、準備を整えたうえで洗いはじめることが大切です。

用意ができたら素早く洗っていこう

着物を洗う際は、たたんだ状態で洗うことが欠かせません。たたまずに洗ってしまうと、生地が傷みやすくなり、型崩れしやすくなるので注意が必要です。たたむ手間はあるかもしれませんが、特別なものが必要になるわけではないので、誰にでもできるはずです。

尚、たたみ方は、保管するときにおこなう袖たたみがおすすめです。慣れていないと面倒と感じるかもしれませんが、洗濯によるダメージを減らすためにも、きちんとたたむようにしましょう。たたみ終えたら、いよいよ洗いはじめます。手洗いの場合には、桶に水を溜め、洗剤を溶かします。着物を水の中に沈めたら優しく押し洗いし、2回から3回ほどすすぎを繰り返したら、タオルで水気を拭き取ります。

あとは、ハンガーにかけて陰干しをするだけです。洗濯機の場合には、ネットに入れて、手洗いモードやドライコースを選ぶだけで、脱水まで完了します。余分な水気がある場合にはタオルで拭き取り、陰干しをしましょう。

尚、濡れている着物の取扱いは慎重におこなうことが欠かせません。水分を含んだ生地は重さが増します。想定以上の重さから、しっかり支えられなかったり、生地を引っ張ってしまったりといったことになると、型崩れしやすくなるので注意が必要です。

特に、手洗いでのすすぎや干すときは、優しく扱うように気をつけましょう。また、陰干しをする際は、T字型に干すことが欠かせません。専用のハンガーを用意できない場合には、つっぱり棒などで工夫をすることも大切です。

 

着物を自宅で洗うことはそれほど難しくはありません。けれど、手順を間違えてしまったり、準備を疎かにしてしまうと、失敗しやすくなるので注意が必要です。まずは、自宅で洗えるものと洗えないものがあるので、しっかり見極めるところからはじめましょう。

自宅で洗える場合には、必要となるものを揃え、洗うための準備をしていきます。色落ちのチェックや袖たたみなど、準備をしっかりおこなえば失敗は抑えられるので、面倒と思っても手間をかけることが欠かせません。用意が整ったら、素早く洗い、陰干しすれば完成です。

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