着付け教室と一緒に行きたい!着物好きに評判が良い「浅草」や「神楽坂」の街
着物は日本の美を象徴する伝統衣装であり、世代を超えて子供や孫の代まで受け継がれることが多いものでしたが、生活様式の変化に伴い、だんだんと着る人が減っています。とはいえ、近年では若い年齢層の間でも和のファッションとして和装を楽しんでいる方も少なくはありません。
口コミで評判の良い東京都内の着付け教室
和のファッションとして着物を着ようと思ったら、着付け教室に通うのがよいでしょう。東京都内には、数多くの着付け教室があり、中でも口コミで評判の良い教室をいくつか紹介してみることにします。
銀座をはじめ主要都市に4つの着付け教室を展開しているところは2時間のレッスンを500円のワンコインで受けられるのが最大のポイントです。ここでは「きもの、着よう」をテーマに着物の基礎知識から自分で着物が着られるまでをしっかりとサポートしてくれますので、和ファッションを楽しみたい方にはピッタリです。
レッスンで必要となる着物と帯の無料レンタルのほか、自前の着物も預かってくれるサービスもあるため、身軽に通えます。週1回の3ヶ月のコースを用意しており、着付けだけでなく着物を着てのプチお出かけ体験なども実施しています。
礼法を学べることが評判の着付け教室では、きものコンサルタントの資格保有者や礼法講師の資格保有者などの一流の講師揃いなのが自慢です。プロ養成コースやきもの入門短期コースなどさまざまなコースを設け、それぞれの方の目的に合ったコースを選ぶことができます。
初めての方向けのきものレッスン入門コースは、総額69,340円となっていて着物と帯などは無料で借りられますので、着物を持ってない方でも安心です。また、見学や説明会に参加すればレッスン風景を見ることができます。
着物で浅草や神楽坂を散策してみよう
自分で着物が着られるようになると、お気に入りの着物を着て街歩きなども楽しんでみたいと思うものです。東京都内には、情緒あふれる下町や由緒ある神社仏閣など和ファッションが似合う評判のスポットがありますので、粋に散歩してみるのも良いでしょう。
着物初心者には浅草がおススメです。浅草へは東京メトロ銀座線や都営地下鉄浅草線の浅草駅が最寄り駅で、浅草寺や雷門があることで知られており、国内外からの観光客も多く訪れます。
本堂までは大勢の人で賑わう仲見世があり、本堂の横にある薬師堂の付近が写真撮影に最適です。新仲見世通りや花やしき通りには、着物姿で立ち寄るのにピッタリなスイーツが味わえる和カフェなどもあります。
ちょっと背伸びして粋な散歩をするには神楽坂です。神楽坂はかつて都内有数の花街で、今もその名残があるのが特徴です。メインストリートから狭い横道に入ると、着物姿とマッチする石畳の趣のある路地となっていますので、素敵な写真を撮ることができます。
神楽坂にはパワースポットとして有名な毘沙門天善國寺や赤城神社があり、ご利益にも期待できるため外せないスポットといえます。雑誌に紹介されているお洒落な雑貨ショップやこじんまりとした隠れ家のようなレストラン、スイーツで有名なカフェなど、さまざまな飲食店がありますので、着物姿でグルメも堪能できるのが魅力です。
まだまだある着物姿に最適な東京都内のスポット
前述の浅草や神楽坂のほかにも、東京都内にはまだまだ着物姿にピッタリのスポットがありますので、紹介してみることにします。
和ファッション好きの大人の女性には、東京メトロ銀座や東西線および都営地下鉄浅草線の通る日本橋駅が最寄り駅の日本橋がお似合いです。日本橋は、古く江戸時代には五街道の出発点として栄えた街で、数多くの老舗や名店があるのが特徴です。
重厚でレトロな西洋建築の日本橋高島屋や三越本店があり、日本橋高島屋は百貨店の中で初めて重要文化財となっています。これらのレトロな建物をバックにした写真は、着物姿をより一層素敵に写ることでしょう。江戸の粋文化の発信地日本橋をテーマにしている複合商業施設は、着物で参加したい和菓子づくりの実演や茶道体験、お茶屋遊びなどのイベントやショップがあります。
ハスの名所として有名な上野の不忍池の散歩も着物に似合うスポットです。この不忍池は、東京メトロ銀座線・日比谷線・JR山手線の上野駅より徒歩で5分ほどの上野公園の中にあります。池の周辺には着物映え抜群の弁天堂や下町風俗資料館のほか、情緒ある旧岩崎邸庭園も存在します。
下町散策をするなら、谷中・根津・千駄木界隈がおススメで特につつじの名所として有名な根津神社が人気です。神社周辺には、下町情緒満載の谷中銀座商店街などもあるので、着物で散歩するにはぴったりです。
お気に入りの着物を自分で着て、さまざまな風情のあるスポット巡りも楽しいものです。そのためには、自分に合った着付け教室に通って、着物の基礎知識や歴史を学び、ワンランク上の和ファッショを極めるのが魅力といえるでしょう。