着付け教室のおかげで結婚式参列時に褒められたという評判多数
着付け教室に通うきっかけは人それぞれですが、友人や親戚の結婚式で着物を自分で着たいと思い、着付け教室に通い始めたという人も中にはいるのではないでしょうか。そして今までの自分の努力が発揮できる場でもあります。関係者の結婚式で着付けをして褒められたという人の口コミや、褒められる着物のコーディネートなどを紹介します。
結婚式に着物で参列して褒められたエピソード
それでは、自分で着物を着付けて結婚式に参列するとどのような評判なのか、こんな事をいって褒められたなどのエピソードを紹介します。着物を着ていくと、知らない人からも気軽に声をかけてもらえることが多いようです。とくに年配の列席者に声をかけてもらえるようで、着物が素敵ねといった話から自分で着付けした話、さらに着付け教室の話で話が弾んだというエピソードもあります。
友人には可愛い、帯の結び方が素敵、今度は着物で参列したいなどいわれて嬉しかったという声もありました。着付け教室へ行って自分で着付けした話をすると、今度は着付けも頼みたい、着付け教室を教えてなどさまざまなことを聞かれて、着付け教室に通ってよかったと思った方もいたようです。
誰でも他人に褒められる事は嬉しいことでしょう。褒められることによって、また頑張って着付け教室に通おうと意欲がわいた方もいるようです。年配の方には古くから格式のある着物を着こなして、若いのにすごいわねと褒めてくれる方が多いようです。しかし、若い世代には着物は日常的ではないため、身近で着物を着ている人を見ると、憧れや珍しさで一目置かれることになるのかもしれません。
友人が結婚式に着物で参列して嬉しかったエピソード
次に結婚式で招待した側のエピソードを紹介します。友人が自分の結婚式に着物で参列したのを見て、嬉しさと同時に祝福してくれているという気持ちが伝わったという声がありました。新郎新婦の席から見ても華やかで、遠くから見てもすぐわかり、自分の結婚式を明るくしてもらえてよかったというエピソードも見受けられたのです。
さらに、「この日のために自分で着付け教室に通った話を聞き、この日のために時間をかけてくれたということがわかり、大変感動しました。」という話もありました。
中には「花嫁の自分より目立ってしまうんじゃないかと心配だった」などの声もありましたが、全体的には自分の人生最大のイベントの結婚式を、明るく盛り上げてもらい、大切な時間と費用をかけてくれたという感謝の気持ちを感じている方が多いようです。自分で着付けした方も、「花嫁にとても喜んでもらえて自分も嬉しかった、着付け教室に通った話をしたらびっくりされたけどたくさん褒めてもらって改めてよかった」という話がありました。
さらに「着付けに対する意欲がわき、また結婚式に着ていきたいと思った」という方も多いようです。花嫁への気遣いとして、着物の色が被らなかったり、華やかになりすぎないように注意したりする必要があります。親しい友人であれば、着物を着ていくこと、着物の色やデザインを伝えておいたほうがよいかもしれません。
結婚式で評判のよい着物のコーディネート
では結婚式ではどのような着物が評判がよいのでしょうか。親族側と友人側では着る着物の種類も変わります。
まず親族として参列する場合、振袖、黒留袖、色留袖が一般的で、既婚者は黒留袖が一般的です。色留袖は既婚、未婚問わずに着用できます。吉祥文様や有職文様といわれている格調高い古典柄に、染め抜き日向五つ紋をつけることが一般的のようです。
友人の場合は色留袖や、訪問着や振袖が一般的でしょう。訪問着は独身や既婚者が着用してもかまいませんが、色留袖や振袖は独身女性が着用するものとなっています。白やクリーム色の着物は花嫁と被ってしまうので、控えるのがマナーです。
このような着物のルールを守っていれば、あとは帯留めや髪飾りで少し華やかにしてもよいでしょう。帯や着物の色に入っている色を使った髪飾りや帯留めを使用すると、色の統一感が出てキレイにまとまります。
髪型も豊富なヘアスタイルを楽しめるでしょう。和装といえばアップスタイルですが、ショートヘアで髪をアップにできない方は、髪飾りで華やかさを表現するのもおすすめです。現在はヘアアクセサリーも豊富で、カチューシャやティアラなどがあります。パールやスワロフスキーでできたものを合わせるとゴージャスな雰囲気が出せるでしょう。ロングヘアの方はアップスタイルやダウンスタイル、後れ毛や毛先を遊ばせることで多彩なアレンジを楽しめます。
結婚式で着物を着たいと思い着付け教室に通い始めた人でも、これから結婚して子どもが生まれ、子どもの入学式や卒業式、冠婚葬祭など着物を着るシーンは多くあります。着付け教室で教わったことは、これからの人生で長く使うことのできる大きな財産となるでしょう。もしかしたら自分の子どもや孫にも、着物を着付けることができるかもしれません。