安く学びたい!着付け教室の受講料を安価に抑える方法とは?
着物に興味が出てきたら、自分で着物を着られるようになりたいと思うもの。着付け教室に通うことを視野に入れている方もいるでしょう。では、着付け教室では一体どんなことを学べるのでしょうか。こちらの記事では、着付け教室で学べる内容や受講料について説明します。
着付け教室で学べる内容とは?
着物に関心を持ったさまざまな年齢層の人達が集まっている着付け教室。それぞれの知識に合わせて、コースを選択できるようになっています。
入門コース・初級コース・基礎コースでは、まず着物についての基礎知識を学ぶことができるでしょう。着物の名前や種類、マナーや所作などの決まりごとをしっかり勉強します。勉強といっても、ずっと座って講義を受けるばかりでは飽きてしまいます。そのため、実践として浴衣や普段着の着付けも教えることもあるでしょう。
着付けでは、基礎知識がとても重要です。下着類の付け方や着物のたたみ方、名古屋帯や袋帯のベーシックな結び方などを学んでいるうちに、着物を着るときに使うものの名前を自然に覚えることができます。ここでしっかり学んでおくなら、上達も早くなることでしょう。
中級編以降のコースでは、主に着付けの実践になります。着物はとにかく回数を重ねて、着ることに慣れていくことが重要です。指導できる人にチェックしてもらうことは、上達への近道。何度も繰り返し着て、その度、先生にチェックしてもらいましょう。何度も実践しているうちに、だんだんとキレイな着付け方法を身につけることができます。今まで難しいと感じていた着付けが上達しているのを感じるのは嬉しいものです。
また、着付け教室では、さまざまなイベントが開催されるので、着物の楽しみ方の幅を広げることもできるでしょう。お茶会や観劇、屋形船での花火見物など、着物にゆかりがある場所に、自分で着付けした着物を着て出かけることも。先生や教室の仲間と一緒なので安心です。今まで習った着付けを実践するチャンスがたくさん用意されていることでしょう。日本文化を体験できることも着付け教室ならではのものです。
着付け教室の受講料の目安
着付け教室に初めて通う際は、入学金と月謝またはコース費用を用意する必要があります。受講料が月謝制になっている場合や、一定分回数を前払いする場合、チケット制の場合など教室によっても異なるので、事前に確認しておきましょう。
受講料の目安は、入学金が3,000円、月謝が8,000円程度です。コースが入門・初級・中級・上級などにわかれている教室の中には、入門編は授業料が無料というとも。
入門コースや初級コースの終了期間は約2〜3ヶ月なので、受講費用はおよそ2〜3万円と考えられます。受講料が安くても、それとは別に着物や小物のレンタル料金は別途かかるでしょう。中級コース以上になると月謝も高くなり、受講期間も長めになります。加えて、資格を取得する際には受験料や認定料も必要です。
着付け教室の受講料を安価に抑える方法
着付け教室には通いたいものの、受講料金が気になってなかなか一歩踏み出せない人も、多いのではないでしょうか。「着付け教室の受講料をなるべく安価に抑えたい」という場合、着物を教室でレンタルしないという方法がおすすめです。
多くの着付け教室では、使用する着物を持参しなくても、レンタルして使えるようになっています。荷物が少なくて済みますが、その分レンタル料金がかかってしまいます。その点、自分の着物を持ち込むならレンタル料金はかかりません。自前の着物で着付け教室に通うなら、受講料を安価に抑えることが可能です。
また、「趣味か仕事か」で受講料には違いが出てきます。中には、着物をただの趣味で終わらせたくないという方もいることでしょう。その場合、正しい知識と技術を身につけて着物に関した「着物着付師」の資格を取得する事もできます。
「着物着付師」の資格を持っているなら、就職の際に技術の証明にもなるうえ、即戦力アピールとしても有効です。国家資格である技能検定の他にも、複数民間団体が主催する技能検定があり、検定費用もかかってきます。
さらに、着物技術を磨く場合は、着付師としての仕事を目指すまでのコースを選択する必要もあるため、当然費用も高くなることでしょう。場合によっては、無料体験コースを用意していることもあるため、興味を持ったらそこから始めるのがおすすめです。
着付け教室では、入門コース・初級コース・基礎コースと、それぞれの知識に合わせてコースを選択できるようになっています。基礎知識がとても重要な着付け。着物の名前や種類、マナーや所作などをしっかり身につけていきましょう。着付け教室の受講料の目安は、入学金が3,000円、月謝が8,000円程度です。少しでも受講料金を抑えたい人は、着物を教室でレンタルせずに自前の着物を持って行くことをおすすめします。