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結婚式に着物で参加するときのマナー

公開日:2020/05/01  最終更新日:2020/05/28

友人・知人の結婚式に着物を着て参列したいと考えている人は、とても多いですが、着るときのマナーはあるのでしょうか。どんなものを着ていったらいいのか、帯やヘアアクセサリーなどに指定はあるのかなど見た目だけでなく、式の間気を付けるべきことも紹介します。

参列する立場によって身に着けるものが違う

既婚女性が着物を着て参列したい場合、参列する立場によって身に着けるものが異なることを理解しておくといいでしょう。最も格式が高い礼装と判断されているのは黒留袖と呼ばれ、新郎新婦の母親をはじめ、親族のみが身に着けることを許されている和服となります。一部の地域では新郎新婦の母親だけが身に着けてよいものと考えられているため、地域ごとのルールがあるか確認しましょう。

なお、基本的に親族として招待されており、母親だけが身に着けるべきと考えられていなければ、身に着けて差し支えありません。黒留袖以外を身に着ける必要がある場合や、黒留袖をまだ用意していない場合には、訪問着を身につけましょう。既婚の女性にとって黒留袖以外の和服を用意する場合、色留袖でも問題ないのではと考える人も少なくありません。

しかし、色留袖は未婚の女性が身に着けるものとなっているため、身に着けるときには間違えないようにしてください。色留袖ではなく、あくまでも訪問着を身に着けることが、親族の既婚女性が参列する場合には望ましいといわれています。なお、色無地と呼ばれる無地の着物に家紋が入っているのであれば、ある程度アットホームな式に参列する場合は身に着けて問題ありません。

色無地の家紋の数が多ければ格式高い式に参列できるといわれており、五つ紋であれば振袖に次ぐ礼装として評価されています。そのため、親族が身に着ける和服としてふさわしいと考える人も少なくありませんので、安心して着用してください。なお、未婚の親族の場合も色無地であれば安心して身に着けることができるため、覚えておくと急に参列するときにも便利です。

友人の挙式に参列する場合は多少異なる

既婚、未婚を問わず、色無地であれば友人の結婚式に参列するときに失礼になることはありませんが、一つ紋か三つ紋の色無地を身に着けて出席してください。五つ紋の場合はかえって格式が高くなりすぎてしまうため、友人が身に着けるものではないと判断することが多いからです。

準礼装と呼ばれる一つ紋か三つ紋の色無地を身に着けることこそ、友人として招待されたときにふさわしい衣装となるでしょう。一見すると地味にも見える色無地ですが、半襟や伊達衿、帯締めや帯揚げなどをコーディネートすることで、上品で華やかな場にふさわしくなります。トータルでコーディネートすることで、ワンランク上のおしゃれな着物の着方ができるでしょう。

また、訪問着でも問題ありませんが、年代ごとに身に着けたほうが美しく見える色や柄は異なるため、あらかじめ確認をしてから身に着けるようにしてください。

ただし注意するべきマナーとしては、新郎新婦よりも目立たないようなコーディネートにして出かけることです。白や黒は和装の挙式で新郎新婦と雰囲気が似てしまう恐れがあるため、白や白に近い色、黒の花柄などは避けたほうが良いでしょう。厳しいことをいう人の中には、桜の花や椿の花は縁起が悪いという人もいますが、現代ではお祝いの席を彩るにふさわしい花なので気にしないでください。

帯に関しては結婚式で場を華やかにすることが必要となるため、袋帯を用意したほうが結婚式に向いています。20代ならパステルカラーは美しく見えるといわれているため、帯とのコーディネートを考えて身に着けるといいでしょう。ただし、若いときだからこそ身に着けられる鮮やかなカラーも存在するため、若いうちだけ着られる色を楽しむのもありです。

30代の場合は20代の頃よりも少し落ち着いた色を選ぶと落ち着いた雰囲気となる上、大人としての品格ある和装に仕上げることができます。20代、30代に身につけた着物であっても、小物との相性によっては40代まで身に着けることが可能といわれていますので、参考にしてください。また、帯の色を変化させることによって、ピンクのようなパステルカラーであっても大人の品格を保ちつつ美しく身に着けることができます。

50代の場合、落ち着いたカラーの和服であっても、帯や帯留め、帯揚げを明るく華やかなカラーにすることで、お祝いの席にふさわしい服装となる可能性が高いです。

未婚なら振袖でも式に参列できる

一般的に親族、友人の中でも未婚の女性であれば振袖は礼装とされるため、結婚式に参列するのにふさわしい服装です。ただし、振袖には3種類存在し「大振袖」「中振袖」「故振袖」とあるため、自分の持っているものがどの振袖に当たるのか確認して身につけましょう。

新郎新婦よりも抑えめの服装が参列者は望ましいと考えられているため、大振袖は避けて、中振袖を身に着けるようにしてください。大振袖は和装の式の場合、花嫁が身に着ける可能性が高いため、参列時に新郎新婦に不快な思いをさせてしまう可能性があるからです。

また、いくら独身であっても振袖を身に着けられるのは30代前半までとされているため、参列するときには注意してください。格調高い式や古くからの伝統を大切にしてきた地域では、参列者の身に着ける振袖の柄や帯に対して厳しい視線を向けることが少なくありません。対策としては、その地域に昔から住んでいる人に確認をとってから着物の柄や帯、髪留めなどを選ぶと失敗せずに済むでしょう。

 

結婚式に女性が参列する場合、親族か否かで身に着ける和服が異なってくるため、事前に確認を取りましょう。親族として参列する場合、家紋入りの黒留袖が既婚女性にとって一番の礼装とされていますが、訪問着や五つ紋の色無地でも構いません。友人として参列する場合、既婚者は一つ紋か三つ紋の色無地や訪問着を身に着けることで、華やかな場に合った参列ができます。独身女性の場合は訪問着や振袖を身に着けることによって、美しさを指揮の会場に添えることができるでしょう。

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