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着付け教室でよく開催される販売会とは?場に流されないことが重要!

公開日:2021/12/15  最終更新日:2021/12/24


着付け教室でよく開かれる販売会。一体販売会の目的は何なのでしょうか。目的や意図を知らずに購入してしまえば、後々思わぬトラブルにつながる恐れもあります。この記事では着付け教室で販売会がよく開催される理由や、対処方法を紹介します。販売会について一緒に学ぶことでトラブルを未然に防ぎ、楽しい着付け教室の時間を過ごしましょう。

着付け教室でよく開催される販売会とは?

「着物に関する知識を学ぶ場」として販売会は設けられています。着物には、季節に合わせた着こなし方や、TPOに応じたルールが存在するため、合わせる着物や小物を実際に見て学ぶ必要があるのです。他にも日本各地には伝統的な技法で作られている着物や帯、小物があります。

販売会では、それらを実際に見て触れて学ぶという機会をいるのです。教室によっては、産地に見学に行くところも。このように、販売会は「実際に自分の目で見て自分の手で触ってみて、本物の着物を知ってほしい」という願いで開かれているのです。

着付け教室でよく販売会が開催される理由

なぜ販売会は頻繁に開催されるのでしょうか。それは、着付け教室の主催者が呉服店だったり、仲介業者だったりすることが多いからです。そのため「着物のよさをもっと知ってほしい」「着物業界を盛り上げたい」という気持ちで開催されています。

無料の着付け教室や呉服店が開催している教室の場合、カリキュラムの中に商品販売会が組み込まれていることがほとんど。そのような教室の多くはレッスン料金の代わりに、商品販売してもらうことで経営が成り立っています。経営がかかっているので、必死に着物をすすめてくる場合もあるでしょう。

実際にどのようなコンセプトの販売会が開催されているの?

では、どのようなコンセプトの販売会が開催されているのか実例を3つ取り上げます。

1つ目は「京都で着物の歴史を学ぶツアーの形で行われた販売会」です。京都は、着物の本場として知られる場所。着物の歴史を学びながら職人の工房に立ち寄って製作過程を見学するというツアーは、着物を学んでいる人たちに人気で、参加者が多く見られます。ツアーの一環でいろいろな着物や帯を見学しますが、その最中に販売が行われるシステムなのです。着物への関心もさることながら、着物の本場である京都という雰囲気も相まって、高額な着物を購入する人も少なくないのでは。「問屋価格○○%引き」というフレーズも購買意欲に拍車をかけること間違いありません。

2つ目は「お茶会の出席」です。一人で着付けができるようになった時「着物姿で出席」といった条件のお茶会が開かれます。初めてのお茶会が終わった後、近くの着物展示会場に案内される場合があるようです。お茶会が終え緊張が解けた気持ちの中で和の独特な空気感に包まれると、展示してある着物が素敵に思えてくるものです。「あの着物を着て、出掛けてみたい」「もっと着物が上達できたらいいな」という気持ちに促されて、高額の着物を購入してしまうでしょう。

3つ目は「セミナー」です。「江戸小紋展」「結城紬展」など、着物の歴史やいろいろな着物について知るためのセミナーも開催されます。「着物について理解を深めていく」というコンセプトのもと開かれるセミナーではありますが、展示内容に注目して、説明や解説されていくうちに参加者の興味が増してくることでしょう。また、リラックスした雰囲気の中で「着てみたらいよ」と勧められ、着付けをされて断りにくくなるケースも珍しくありません。

場に流されず冷静に判断することが大切

販売会では、高額な着物や帯、小物が扱われます。そのため、周りの雰囲気に流されない冷静な判断が必要です。販売会は突然始まる場合もあります。必要ないものは買わないと、あらかじめ心に決めておきましょう。販売員は、とても巧みに着物や帯をおすすめしてきます。それをずっと聞いていると「あったら便利かな」「あの着物に合うかな」など購入する方向で考えてしまうでしょう。

決して「素敵ですね」「可愛い」などの言葉を出さないようにしましょう。このように反応してしまうと、販売員は「この人に売ることができる」と思ってしまいます。この着物が自分に必要ではないと思っているなら、はっきり「自分には必要ありません」と答えてください。

また「ピンとこない」と答えるのもおすすめです。ピンとこない商品を販売員がおすすめし続けるのは難しいので、意外にあっさり引くかもしれません。真顔でいうなら嫌味に感じるので、少しにっこりしながら伝えてみましょう。繰り返しになりますが、着物は高額な商品ですので一瞬の判断で決断することはおすすめできません。じっくりと慎重に検討を重ねた上で、納得のいくものを購入するようにしましょう。

 

「着物に関する知識を学ぶ場」として設けられている販売会。日本各地には伝統的な技法で作られている着物や帯、小物などを教室や、また実際に現地で見て学ぶことができる機会です。しかし、販売会には商品販売がしっかり組み込まれています。高額な着物や帯を流されて購入してしまわないように、周りの雰囲気に流されない冷静な判断をしていきましょう。

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