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験担ぎには薬玉文様がおすすめ!四季の花々が優美な文様について解説

公開日:2023/04/15  最終更新日:2023/03/27


色とりどりのお花や垂れ下がった紐がかわいらしい薬玉文様。あまり耳にする言葉ではありませんが、そもそも薬玉とは何なのでしょうか?本記事では、花々が優美な薬玉文様について詳しく紹介していきます。コーディネート例なども紹介しているので、着物の柄選びで迷っているという方はぜひ参考にしてください。

そもそも薬玉とは

聞きなれない単語ですが、そもそも薬玉とは何なのでしょうか?薬玉とは、薬草や香草などを綿でできた袋に詰め、その周りをさまざまな花で飾り付けた物のことを言います。

日本では平安時代に邪気を払うための、道具や飾りとして使われていました。発祥自体は中国と言われており、中国では端午の節句などに魔除けの道具として飾られていました。くすりだまと読みそうになりますが、くすだまと読みます。下記からは薬玉文様の描かれている着物を着るのに適したシーズンと薬玉と一緒に着物に描かれることが多い柄について紹介します。

適したシーズン

薬玉文様は一般的に、年間を通していつ身に着けてもおかしくない柄とされています。もともと薬玉自体は端午の節句で飾られる風習がありましたが、着物の薬玉文様の場合は端午の節句を気にせずいつ着用しても問題ありません。

薬玉には四季の花が季節にとらわれることなく描かれているケースが一般的ですが、もしも特定のシーズンに限定した花のみが描かれている場合は、その花々のシーズンに着用することが理想です。着物を着るタイミングを決めている場合は、描かれている花の種類に注目してみましょう。

薬玉と一緒に描かれることが多い柄

薬玉自体が花で飾られていることから、薬玉文様は草や花などの植物と一緒に描かれることが多いです。中でも多いのは、牡丹や梅、桜などの花です。好きな花がある方は好きな花が飾られている薬玉文様を探してみると面白いかもしれません。

薬玉文様に込められた意味

薬玉文様には、一般的に健康長寿や無病息災などの願いが込められていると言われています。手毬柄のように年齢層が限定されるような意味は含まれていないため、全年齢の方が着用することができます。

どの年齢の方でも問題なく着用できますが、その華やかな見た目から女性や女の子の祝い着・振袖などに用いられることが多いです。薬玉自体はもともと端午の節句で飾られていた物ですが、着物の薬玉文様は端午の節句のシーズンに着ることが適しているなどは一切なく、年間を通していつ身に着けても問題ありません。

薬玉文様の着物のコーディネート例

薬玉文様には、健康長寿や無病息災などを願う意味が込められています。そのため訪問着や外出着といった普段使いはもちろん、成人式や大学の卒業式といった大切なイベントごとにも着用していくことが可能です。

下記からは、薬玉文様の着物のコーディネート例を紹介します。薬玉文様の着物を着てみたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

振袖にして成人式に

薬玉文様はその華やかな見た目から振袖に採用されているケースが非常に多いです。振袖の柄としては一般的なため、成人式に着用しても回りから浮いてしまうことなどは一切ありません。お花が好きな方やお花が描かれた振袖を選びたいと考えている方は、薬玉文様の振袖を検討してみましょう。

袴と合わせて卒業式に

薬玉文様に込められている意味は、健康長寿や無病息災など、どんなシーンでも当たり障りのない物のため、袴と合わせることで卒業式などに着ていくこともできます。薬玉文様には華やかで女性らしさを感じさせるような愛らしいデザインが多いですが、無地の袴と合わせることでおしとやかな大人の女性の美しさを演出することもできます。無地の袴を着用すると全体的に地味な見た目になりやすいですが、薬玉文様は1つだったとしても人目を引くような華やかな模様のため、地味すぎず派手すぎない卒業袴を探している方に最適です。

羽織とあわせて外出着や訪問着に

薬玉文様は華やかで主張が強く、晴れ着というイメージを持たれている方が多いかと思いますが、なかには主張が強すぎない落ち着いたカラーの物もあり外出着や訪問着として着ることもできます。比較的派手目なカラーの着物であっても、無地の羽織や小物と合わせることで落ち着いた雰囲気にまとめられます。

薬玉文様自体は振袖などの晴れ舞台で着る着物に採用されていることが多いですが、外出着のように日常的に着用する着物として採用してもおかしくはないため興味がある方は積極的に試してみましょう。

まとめ

本記事では薬玉文様について紹介しました。薬玉文様は健康長寿や無病息災などの意味が込められた模様です。どの年齢層向けなどの制限やシーズンの制限がなく、年間を通していつでも好きなタイミングで身に着けられます。振袖などの晴れ舞台で着る着物に採用されるケースが多いですが、外出着や訪問着のような普段使いの着物に採用しても問題ありません。着物は敷居が高い印象があるかもしれませんが、最近ではルールなどに囚われず自分の好きなように身に着けて楽しむ女性が増えてきています。興味がある方は挑戦する前から諦めずに着たいように着てみましょう。本記事が着物の文様選びで迷っている方のお役に立てれば幸いです。

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