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着物を着るなら知っておくべき羽織の畳み方

公開日:2020/09/15  最終更新日:2020/09/09

着物を着るときに上にはおるのが羽織で、寒い時期には欠かせません。着るときには一緒に使うことが多いので、まとめて畳んできれいな状態で保管しておきたいと思うでしょう。しかし和装となると畳み方がわからない方も多いはずです。たしかに正しく畳んでおかないと折り目やしわができて台無しになってしまうこともあります。

羽織をきれいに畳むのは比較的簡単

和装の畳み方は複雑なものが多いのはたしかで、着物の場合にはかなり苦労する人もいます。慣れてしまうまではたしかに一つずつ指差し確認をしながらやらなければならない場合も多いですが、何回かやってみるとスムーズに畳めるようになるのが一般的です。

ただ、羽織に関しては実は振袖などに比べると比較的簡単で、一度経験してしまえばそれほど難しいという印象を持たない人がほとんどです。そのため、着付け教室でもあまり深く説明せずに実践あるのみという形にしてしまうことすらあります。振袖などを畳んだことがある人なら基本的な勘が備わっていて、きちんと手順を追って説明してもらわなくてもうまく畳めてしまうことも決して珍しくありません。

和装やフォーマルな衣類を畳んだ経験がない人だとなかなか難しいのもたしかで、次に使おうと思ったときに悲惨な状況になっていて困ることもあります。そのため、羽織の畳み方を理解するときには詳しい手順を覚えるというよりも、何を押さえておくと失敗しないかをチェックしていくことが大切です。

畳み方はどのような手順なのかを知ろう

概要を理解するために、羽織の畳み方を順に確認していきましょう。ここでは着付け教室で教えられるような基本的なルールに従って畳む方法を説明していきます。

まずは衿を左、裾を右にして広げましょう。この段階で生地をピシッと伸ばしておくのが重要で、たるんでいるところがあるとしわの原因になってしまうので気を付けなければなりません。ひもは外して真下に向けておくのが基本スタイルです。この状態でまずは広い袖のマチの部分を半分に折って幅を狭くします。

次に手前側の身頃の衿に重ねるようにして奥側の衿を持ってきます。これをぴったりと合わせられるかで最終的な形が大きく変わるので丁寧に合わせましょう。

次に、向こう側の袖付けの部分とマチの中央部分を手前側に重ねます。大きな動きになるのでしわを作ってしまいやすいステップです。しわができてしまったら微調整するか、一度前に戻ってやり直しましょう。次に左にある袖を袖付けのところから折り返して身頃の上に合わせます。そして、右にある袖も身頃の下側に折り返して身頃に重ねましょう。

ここまで終えるとほぼ完成で、あとは袖の下のところを折り返すことでコンパクトな形にもできます。この折をするかどうかはケースバイケースで、そのままの形で収納できた方が折り目の付くリスクが低くて良いでしょう。収納の仕方に合わせて適当なところで袖を折っても構いませんが、折り目がはっきりと付いてしまわないように和紙を添えておくのが無難です。

羽織を美しく保つためのコツを理解しよう

羽織を保管しておくときには正しい畳み方をするだけでは不十分です。美しい状態を保つためには畳む前に気を付けるべきことと、畳んだ後に保管する方法で注意すべきことがあります。まず、畳む前にはできるだけきれいな状態にするのが肝心です。

着用した後は多かれ少なかれ汚れてしまっているはずなので、洗濯するかクリーニングに出しましょう。落ちにくいシミがある場合には洗濯などの前に中性洗剤などで落としておくのが大切です。畳んだ後の保管では高温多湿の環境を避けるのが最も重要になります。

通気性が良い収納を使うのが基本で、可能であれば和箪笥を使うようにしましょう。着物と一緒に保管しておけば問題はありませんが、あまり狭いスペースに一緒に入れないようにするのも大切です。

ゆとりを持たせておくことで余計なしわなどが付いてしまうリスクを低減させることができます。何着か着物や羽織などの和装を持っているのであれば、専用の箪笥を用意して管理するようにするのがベストでしょう。

 

きれいな状態で羽織を保管しておくためには正しい畳み方をするのが最低条件です。袖のマチが広いのが特徴なので最初に折りこむことを覚えておけば、着物を畳んだことがある人なら比較的簡単に畳むことができます。初めての人でもここで挙げた基本的な手順に従って畳むことできちんときれいな状態を保つことができるようになります。

ただ、羽織の状態を良好に保つためには事前準備と保管方法についても考慮が必要です。洗濯やクリーニングと染み抜きを忘れないようにしましょう。汚れたままの保管は厳禁と考えておくのが無難です。また、可能であれば着物と羽織専用の通気性が良い和箪笥を用意して、ゆとりをもって保管できるようにしましょう。

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