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男性の紋付きで必要なものとは?着付け方も紹介

公開日:2024/02/15  

紋付き

成人式や結婚式など、格式の高い場にふさわしい装いとして、男性の紋付袴が選ばれます。しかし、初めての紋付袴では、何を準備し、どのように着れば良いのか、迷う方も少なくないでしょう。この記事では、紋付袴を着る際に必要なアイテムから着付け方、そして自分に合った選び方までを網羅的に解説します。

紋付きに必要なアイテムとは

紋付袴を着るためには、意外にも多くのアイテムが必要です。ここでは、そのすべてを網羅し、ひとつひとつのアイテムの重要性についても触れていきます。

着物と袴

着物は格式を示す基本のアイテムであり、袴はその装いを完成させるためにも欠かせません。式典の種類によって選ぶべき着物の種類や色が異なるため、注意が必要です。着物と袴は、装いの基盤を築く役割を果たします。

羽織と羽織紐

羽織は、着物の上に重ねることで格式を高められます。羽織紐は、羽織を美しく保つために用います。とくに、Sカンが付いた羽織紐がおすすめです。羽織と羽織紐は、装いの華やかさを引き立てます。

角帯

角帯は着物をしっかりと固定し、形を整えるために重要です。帯の結び方にも流儀があり、正しく結ばれているかどうかが、着姿の印象を左右します。角帯は、着物の美しさを保つカギともいえます。

長襦袢と肌着

長襦袢は、着崩れを防ぐために、着物の下に着用する和装下着です。肌触りが良く、着心地を快適にする役割があります。

また、見映えを良くするという側面もあります。

足袋と草履、雪駄

和装では、足元の装いも重要です。足袋は着物の足元を美しく見せ、草履や雪駄は履き心地とともに見た目の美しさにも寄与します。

選び方やコーディネーションに注意を払うことで、足元からの印象も上がります。

補正用のタオル

体型による着崩れを防ぐためには、タオルを使って補正します。これによって、着姿がぐっと引き締まり、格式が保たれます。紋付袴を正しく着こなすために欠かせません。

紋付きの着方

紋付きを着る際の手順は、外見だけでなく快適な着心地を実現するためにも重要です。ここでは、紋付きの正しい着方をステップごとに紹介します。

フェイスタオルでの補正

まず、着物を着る前にフェイスタオルを使って、胴回りの補正を行います。紐を締めた際に腹部にクッションを作ることで、着心地がよくなります。

フェイスタオルを胴回りに巻きつけ、その上から腰紐でしっかりと固定します。

羽織の着付け

羽織を着る際は、背中の真ん中のラインに気をつけて着付けます。左側が下、右側が上になるように調整し、羽織紐でしっかりと留めます。

この手順のおかげで、着物がしっかりと包まれ、動きやすく、格式あるたたずまいが保たれます。

着物の着付け

着物を着る際は、襦袢の衿に縫い合わせるようにし、正面から腰骨より上を腰紐で押さえ、背中で交差させて前で結びます。これによって、着物の形が整い、動きやすさも損なわれません。

角帯の結び方

角帯は、着物の着崩れを防ぐために非常に重要です。正面から帯を回し、背中で片方を残して折り曲げ、長く残した方で帯を重ねて巻きます。

帯の長さを調節することで、美しい帯結びができあがります。帯の美しい結び方は、着物全体の印象を決定づけるので、軽視は禁物です。

袴の着付け

袴の着付けには、とくに注意が必要です。袴の上部を腰でしっかりと押さえ、正しい位置に調整した後、腰紐で固定します。

これで、袴が正しい位置に安定し、優雅に歩くことができます。これらの手順を正確に行えれば、紋付きの着物を着る際に、快適な着心地と格式を両立できます。

ぴったりな紋付きの選び方

紋付きを選ぶ際には、いろいろな面で自分に合ったものを選びましょう。以下のポイントを念頭に置きながら、紋付き選びのプロセスを楽しんでみてください。

サイズ感の確認

紋付きを選ぶ際は、自分の体型に合ったサイズの着物や袴を選ぶことがとても重要です。とくに、レンタルする場合は、事前に店舗での衣装合わせを行うことをおすすめします。

これで、体にジャストフィットした、より美しい着こなしを実現できます。

スタイルと色合いの選択

自分の好みや個性に合ったスタイルや色合いを選ぶことは、紋付き選びのカギとなります。紋付きは、一瞬の華やかな瞬間を演出するものなので、自分自身が心地よく感じるスタイルやおしゃれなアイテムをを選ぶことで、特別な日をより満喫できることでしょう。

アクセサリーの選び方

羽織紐や白扇などのアクセサリーも、紋付きの着こなしを引き立てる重要な要素です。自分のスタイルに合わせて選びましょう。

適切なアクセサリーを取り入れることで、より一層の華やかさを演出でき、個性を表現するチャンスとなります。

まとめ

男性の紋付袴を選ぶ際には、必要なアイテムや着付け方について、よく知っておく必要があります。紋付袴を着るためには、着物、袴、羽織、羽織紐、補正用のタオルなど、多くのアイテムが必要です。

正しい着付け手順を守り、体型に合ったアイテムを選んでください。また、スタイルや色合い、アクセサリーの選び方も、個性を表現するのに欠かせません。

入念な準備をしたうえ、着付けを丁寧に行うことで、格式ある紋付袴を快適に着こなすことができるでしょう。ときには日常を忘れて、粋な和装の世界を存分に堪能しましょう。

 

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