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男性が着付けをする際に意識するべきポイントについて知ろう!

公開日:2022/01/15   最終更新日:2022/01/17


着物は女性が着るものというイメージが強いですが、最近は男性でも着物を着て楽しむ方が増えています。男性の着物はおはしょりの必要がなく、実は女性の着付けよりも簡単に着ることができます。こちらでは、男性が着物を着るメリットや着物の種類、着付けのポイントについてご紹介しています。

男性が着物を着るメリット

男性が着物の着るメリットには、どのようなことが挙げらえるのでしょうか。

まず1つめのメリットとして、特別感のある装いが楽しめることが挙げられます。和装は古くから親しまれている日本の民族服ですが、男性で普段から着物を着るという方はさほどいません。そのため、着物は非日常を味わえる衣服として特別感が高く、普段着とのギャップを楽しむことができます。

また、男性の着物姿は女性の着物姿同様に、周囲の視線を集め特別な存在感を与えられるというメリットもあります。着物を着ることで相手へ与える印象には、「品がよい」「知的」「落ち着いている」などがあり、いずれも好印象となるものばかりです。普段着物を着ない人が着物を着ることでギャップを感じるように、相手からもギャップを感じてもらえるのです。

さらに、男性の着物は女性の着物と比べ着付けが簡単で、繰り返し練習することで一人でも着付けられるというメリットもあります。女性の着物は細かな手順に手先の細かな動作などが求められますが、男性の着物の場合はおはしょりの必要がなく複雑な帯結びなどもありません。着付けに難しい工程が少ないぶん、男性のほうが手軽に着れて慣れるのも早いといわれています。

男性物の着物にはどんな種類がある?

礼服やビジネススーツがあるように、男性の着物にも格があります。そのため、着物を着る際は着ていく場所や用途に合わせて着物の種類を選ぶ必要があります。男性の着物は女性の着物ほど種類はありませんので、着物の格ごとに使えるシーンを理解しておけばさほど難しくはありません。

まず、男性の和装のなかで最も格が高いものは、正礼装となる五つ紋の羽織袴です。羽織は黒無地で羽二重の五つ紋付き、袴は黒仙台平の馬乗袴が一般的です。羽織袴はタキシードや燕尾服のようなもので、結婚式や披露宴などで主賓または新郎の父親が着る和装となります。

また、羽織袴は祝い事だけでなく喪服としても用いられます。お祝いの席では羽織紐が白、葬儀では黒またはグレーを用いることで差別化を行います。正礼装以外の巡礼装にあたる着物では、色羽二重の五つ紋または三つ紋付きの羽織に仙台平などの袴を合わせます。より簡素な略礼装では、紬や江戸小紋ちりめんなど、一つ紋付きの羽織に仙台平またはあんどん袴などを着用するのが通常です。

より普段着に近いかたちで着物を着る場合は、着物に帯を結ぶシンプルなスタイルとなります。ややフォーマルな場に赴くのなら、無地の羽織があるとよりシーンに馴染みます。そのほか、夏に着る浴衣も季節感が感じられる粋な着物のひとつです。

男性が着付けをする際に必要なアイテム

男性が着付けをする際に必要となるアイテムは、着物・帯・羽織・袴・長襦袢・足袋・履物・肌襦袢・腰紐・伊達締め・半衿・羽織紐の計12点です。これだけをみると数が多く感じますが、女性の着付けと比べると男性の着付けで揃えるものは少なめです。

まず、着物を着るうえで欠かせないのが着物本体ですが、男性の場合女性と違っておはしょりは行いません。そのため、着物は身長に合う長さのものを選びます。帯は生地にハリがある角帯がベーシックですが、最近はより簡単に着付けるための作り帯も販売されています。着物だけでは肌寒いという時や、フォーマルな場に必要となるのが羽織です。羽織は腰ほどの長さで丈は短めなものが一般的ですが、夏用に袖のないタイプもあります。

袴は礼装用としても用いられる馬乗り袴やあんどん袴が定番ですが、普段着として着物だけを着るならなくてもかまわないでしょう。ただし、着付けの際に必須となる肌襦袢・腰紐・伊達締め・半衿・足袋・履物は、それぞれ自分に合ったものを用意する必要があります。より着物を粋に着こなすなら、羽織や履物のバリエーションを増やすなどしてもよいですね。

男性が着付けをする際に意識するべきポイント

男性の着付けは細かなテクニックをさほど必要としないため、着付けのコツをふまえて繰り返し練習をすることで簡単に着ることができます。着付けの際に意識すべき主なポイントは3つです。

・着崩れしない着付けのポイント
着崩れ防止のポイントは、肌着や裾よけを身につけたタイミングで足袋も一緒に履いておくことです。着付けが完了した後に足袋を履くと着崩れの原因となるため、着物を着る前段階で足袋は着用しておきます。また、肌襦袢を着る際に衿をぴったりと首に寄り添わせることも着崩れ防止につながります。

・キレイに着物を着付けるポイント
男性の着付けの手順はシンプルですが、そのぶん雑になってしまう点もあります。着物をよりキレイに着付けるには、袖の処理と衿の見せ方にあります。着物を着る際には、まず長襦袢をきちんと着物の袖にしまうことが大事です。また、半衿は最初にきつめにし、後から引き出し調節できるようにするとなおキレイです。

・腰紐と帯を結ぶ際のポイント
腰紐は結ぶ場所で帯の位置が決まるため、基本的におへその下付近で結び、結び目も同じくおへその下あたりでつくるのがコツです。帯は腰紐の上から締めますが、腹部の前身にくる部分をやや下げ気味にするとかっこよく着こなすことができます。

 

男性の着物の着付けは意外と簡単でシンプルです。また、女性の着物ほど種類も多くないため、慣れてしまえばさまざまな着こなしを楽しむことができます。男性の着物は比較的リーズナブルなものが多いため、手始めに安価なものからスタートしてみるのもよいですね。より上級な着こなしを学ぶなら、着付け教室に通い着付けのプロに指導を仰ぐのもおすすめです。

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