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着物を着るときに必要な小物を種類ごとに紹介

公開日:2025/04/15  

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着物を着る際に必要な小物は、多岐にわたります。そこで本記事では、小物を「肌着類」「着付けアイテム」「便利グッズ」「装飾品」の4ジャンルに分け、それぞれ詳しく解説していきます。本記事を参考に「着物を着る際に必要な小物ってなんだろう?」といった疑問を解消してみてください。

肌着類

着物を着る際には、専用の下着類や小物が必要です。

それらは着物の仕上がりを美しくし、快適に過ごすための役割を果たします。

肌着

まず、肌着は直接肌に着るもので、汗を吸収し着心地をよくするとともに着物を汗から守ります。

季節に合わせ、夏場は通気性のよい薄手、冬場は防寒性の高い厚手を選ぶのがポイントです。

長襦袢

長襦袢は肌着とは異なり、着物の下に着るインナーです。

防寒や露出防止の役割があり、袖や襟元から見える部分が着物の印象を引き立てます。素材は正絹、ポリエステル、ウールなどがあり、フォーマルには正絹、日常使いには手入れが簡単な化学繊維、寒い季節にはウールが適しています。

半衿

半衿は長襦袢の襟部分に縫い付ける小物で、衿元の汚れ防止と顔周りを華やかに見せる役割があります。

フォーマルには白や刺繍入りのもの、カジュアルには色柄入りの半衿が人気です。その際、衿芯を半衿に入れることで衿の形を整え、美しいラインを作ります。

足袋

足袋は草履を履く際に必要で、親指とほかの指が分かれた形状です。

フォーマルには白足袋が基本で「こはぜ」がついているものが一般的です。最近では刺繍やカラー足袋も登場し、カジュアルな場面で個性を演出できます。しかし、全体のバランスを考え派手すぎないものを選ぶことが重要です。

着付けアイテム

着物を美しく着こなすには、帯周りの着付け小物が重要です。

帯締め

帯締めは帯の中央に巻き、帯結びを安定させる役割を果たします。

細いひもながら、全体の印象を左右するため、色やデザインに注意が必要です。成人式の振袖には、鮮やかな色や金糸を使った帯締めが適しています。

帯揚げ

帯揚げは帯枕を隠し、帯結びの形を整える布で、前面に少し見える部分がコーディネートのアクセントとなります。

訪問着や留袖では控えめな印象に仕上げ、振袖では帯揚げを目立たせるのが一般的です。帯揚げは着物や帯と同系色を選ぶことで、自然な仕上がりになります。

帯枕

帯枕は帯結びの土台として背中に用いる小物です。

厚みのある大きめの帯枕は華やかな結びに、小さめの帯枕は控えめな結びに適しています。帯枕自体は帯揚げで隠れるため、デザイン性は必要ありません。

帯板

帯板は帯の前側に差し込み、シワを防ぎ形を整える板状の小物です。

フォーマルには幅広で長いもの、カジュアルには短いものが向いています。

帯そのものは、着物に欠かせない小物で、全体のバランスを取る役割があります。

振袖や黒留袖には格式高い「織り」の袋帯、訪問着や色無地には「染め」袋帯が一般的です。カジュアルなシーンでは名古屋帯を使用します。帯と着物の組み合わせ次第で、見た目の印象が大きく変わるため、着物やシーンに合った帯選びが重要です。

便利グッズ

着物を快適に着るためには、いくつかの便利な小物が役立ちます。

これらは必須ではありませんが、着崩れを防ぎ、着心地を向上させるために効果的です。

腰ひも

まず、腰ひもは着物を固定する重要な小物です。

肌着や長襦袢にも使用し、着崩れを防止する補正の役割もあります。通常、3本〜5本使用し、素材はモスリンが一般的ですが、綿や化繊も使えます。自分に合ったものを選ぶことが大切です。

伊達締め

伊達締めは腰ひもより太く、着物の上に巻いて安定感を提供します。

ポリエステル製は手入れが簡単で、伸縮性のあるものは苦しさを軽減します。マジックテープがついたタイプは結び目が不要で、手軽に使用可能です。

コーリンベルト

コーリンベルトはゴム製で、衿元の着崩れ防止に使います。

伸縮性があり、アジャスターで体形に合わせて調整可能で、体を締め付けることなく快適に着用できます。

補正パッド

補正パッドは、着物を美しく着るために体型を補正する小物です。

胸元や腰回りに凹凸がある場合、補正パッドを使うことで、より整ったラインが作れます。ウエストやヒップ、背中の補正が可能なさまざまなタイプがあります。

フェイスタオル

フェイスタオルも補正に便利です。胸元や腰回りに巻くことで体型を簡単に補正でき、補正下着が足りない部分を補えます。

柔らかく薄手の白や薄い色のタオルを使用すると、着物への影響も少なくなります。

装飾品

着物の装飾品は、着物姿を引き立てる重要なアイテムです。

草履、バッグ、髪飾りなど、細部にこだわることで、全体的に美しい着物姿を演出できます。

草履

草履は、着物に合わせて履くはき物です。足の親指と人差し指で鼻緒を挟むため、慣れない方は歩きにくく感じることがあります。

最近では、履き心地を重視した草履が多く販売されており、長時間移動が必要な場合にはそのような草履を選ぶと快適です。

バッグ

バッグは、草履と同様に着物に合わせたアイテムです。

着物用のバッグは小ぶりで、最低限の荷物しか入らないことが一般的ですが、荷物が多い場合にはサブバッグを用意するとよいでしょう。フォーマルなシーンでは金や銀の高級感のあるバッグ、振袖や袴には華やかな色や柄のバッグがぴったりです。

髪飾り

髪飾りは、着物の印象を一層引き立てる重要なアイテムです。

シチュエーションや髪の長さに合わせたヘアセットを施し、髪飾りで華やかさをアップさせましょう。フォーマルな場では、パールをあしらった髪飾りやシンプルなかんざしが好まれます。振袖の場合は、ボリューム感のある水引や花の髪飾りが華やかさを引き立てます。

まとめ

着物を美しく着こなすためには、さまざまな小物が欠かせません。肌着類としては、汗を吸収する肌着や長襦袢、華やかな印象を与える半衿などがあります。着付けを支える小物には、帯締め、帯揚げ、帯枕、帯板などがあり、これらを使うことで着物が整います。便利グッズとしては、腰ひもや伊達締め、コーリンベルトなどが着崩れを防いでくれるでしょう。さらに、草履やバッグ、髪飾りといった装飾品も、着物姿を一層引き立て、全体のバランスを整える重要な役割を果たします。これらの小物を上手に活用することで、着物をより美しく、快適に楽しめます。

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