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着付け教室に通い始めた初心者が素早く上達するコツ

公開日:2018/01/15   最終更新日:2018/08/31

着付け教室に通い始めた初心者が素早く上達するコツ

着付け教室に通い始めたのは良いけれど、テキストを見た途端挫折しそうになる自分がいたりしませんか?きれいに着物が着たいだけですが、なんとか初心者が早く上達するコツはないのでしょうか。
そんなお悩みにこたえるべく、ここでは着付け教室に通い始めた初心者が素早く上達するコツについてご紹介していきます。
挫折しそうになる前にぜひ読んでみてください。
突破口があるかもしれませんよ。

 

昔の人はよく言った「習うより慣れろ」

着付け教室に行っているのになぜか上達しないという人はいませんか。
実は数年通っているのに、最近やっと着付けが身についてきたという方もいるでしょう。
この数年から数カ月には実は相当な差があります。
人によってはグイグイ上達する人もいるからです。
ではなぜそんなに差があるのか。

それは着ている回数です。

 

それならわかっています、といわれそうですが、実際多くの人が回数着ていません。
着付けの上達はとにかく着ることが大事だといわれています。
実はこれには一理あります。
というのも毎日洋服を着ていますが、すでに慣れ切っています。
コーディネートなども自然にできるようになっています。
しかし着物は特別なものと思い込んで、お稽古の時以外に家で着付けることが何回あるでしょうか。
実はそれこそが間違いなのです。

 

○とにかく着物を着ること

本当は着付けして出かけることがあればもっと良いのですが、なかなかそんな機会はありません。
でもそれを無理にでも作って出かけるのです。
自宅で練習のみしても人の目を受けていないので実際に上手に着付けができているのかどうか客観的にはわかりません。
でも出かけると多くの人の目にさらされます。
それがうまくなる原動力になります。

結婚式、ちょっとした女子会、パーティー、お正月や年末のプチパーティなどに一生けん命着付けて出かけてみてください。
そうすると同じ着物でもバリエーションを持たせたい、小物でアレンジしたい、変化をつけたい、帯の結び方を工夫したい、髪型を変えてみたい、髪飾りはどうしようか…。
これこそうまくなる原動力です。

お茶やお花を一緒に習っている方がいたら、さらに上達するはずです。
他の方より圧倒的に着る機会が多いはずです。
初心者でも1年に出かけることが12回もあればお稽古と合わせても確実に回数が多くなります。
それこそが初心者でも素早く上達するコツになります。

 

同じ着物でバリエーションを変えて着付けすること

同じ着物でも帯や小物を変えるとこうも雰囲気が変わるのか、と思うことはありませんか。
着付けを学ぶなら安くても着付けがしやすい着物を1着持っていると非常に便利です。
最近は洗える着物というものも出ていて、手軽に手に入れることができます。

 

○まずは着倒すという心づもりで

それをまずは着倒すという心づもりで挑んでください。
実は一着自分で自由にできる着物があると半襟もおしゃれなものがあり、それを付け替えるだけでも印象が変わります。
また帯はどうしましょうか。
帯でも結び方のバリエーションで1冊終わるくらいの量があります。
これを半年で学ぶのはむつかしいでしょう。
その時にお出かけというカードが生きています。
この間の帯結びをやめて違う結び方に挑戦してみます。

前の日や1週間前からあれこれ練習してみます。
もちろん学校で習わないことも取り入れてみるのも良い方法です。
そうすると学校で習っていることがいかに重要かよくわかるからです。
つまり実地をしながら復習することになります。
実際に着物が好きという女性が半年でほぼ1カ月に2度お出かけしたところ、本当に上手になったといいます。
これは誰にでも起こることです。

つまり、

なるべく着物に触れて何度も着てみること

これが最短の上達方法です。
そして1枚の着物でもなるべくいろいろな表現ができることを自分なりにかんがえてみることです。
学校で教わることだけが全てではありません。
もちろん自分で行ったことは学校で先生に質問しても教えてもらえないこともあるでしょう。
でも熱心な生徒には先生は答えてくれます。
そんな時はスマホで自分の着付けをみせて、わからないことを質問してみましょう。

先生も着物が好きだから講師をしているはずです。
そんなところから会話が弾んで思わぬコツを教えてくれることもあります。

よくある着付けトラブルも回避できる

着物を着て出かける回数が多いと着付けのトラブルも起こります。
例えば帯がゆるくて下がってしまうというような現象です。
自分で着付けると帯が苦しいというのはあまりないように思います。
ところが帯が緩い場合は着付け全体が崩れる可能性があるので出先で対処する必要があります。

帯が下がるというのは帯と体に隙間が空いているということなのでこれを埋めるようにします。
もちろん帯を締めなおすというのも一つの手ですが、一度緩むと締めなおした程度では直らないことが多く、また合わせ鏡なども必要なので大事になります。
そこで帯と着物の間にタオルなどを挟んで空間を埋めるようにします。

実はこのようなトラブルは着物を自分で着付けてみないとわからないトラブルの一つです。
なれるまではタオルやハンカチは2枚程度持参すると便利です。
着崩れにも対応できて、着物の上にカバーしておけば何かをいただくときにも便利です。

もちろんどんな帯を使っているかによっても多少違いがありますが、このように体験してわかることが多いのが着付けです。
何度も着て、感覚論で分かるようになってきたらようやく自分に合った着付けがわかってくるようになります。

 

まさに習うより慣れろということです。
お試しください。

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