普段の生活に着物を取り入れる際のコツとは?注意点についても解説!
お呼ばれや特別なイベントがあるときに着るイメージが強い着物。実は着物は普段着としても使える衣装の1つなのですよ。とはいえ、普段の生活にどのように生き物を取り入れればよいかわからないと思っている方も少なくないでしょう。そこで今回は、普段着として着物を活用するメリットや注意点などについてまとめていきます。
普段の生活に着物を取り入れる際のコツ
普段の生活に着物を取り入れる際は、普段着用の着物を用意しましょう。着物といえば「正装」をイメージする方も多いですよね。しかし、普段の生活で高価な着物を着用すると汚れてしまわないか心配になるでしょう。最近では、お手入れしやすい素材が使用された普段着用の着物もたくさん販売されています。
普段着用の着物ならリーズナブルな価格で購入できるうえ、着るのも簡単なので普段の洋服と同じようにさっと着られるのも大きな特徴です。ちなみに普段着用の着物ではお手入れのしやすい木綿やウール、ポリエステルなどでできている着物がおすすめですね。
着物を普段着として活用するメリット
着物を普段着として活用することで3つのメリットが得られます。
1つ目はおしゃれが楽しめることです。着物を普段着の1つに取り入れるだけで和洋のおしゃれが楽しめるので、衣装の幅が広がります。着物1つでも帯や帯飾りなどを変えるだけで雰囲気がガラッと変わるので、いろいろなおしゃれが楽しめるでしょう。また、周りと服装が被りづらいうえ流行に左右されることもないので、自分ならではのおしゃれが楽しめるのもメリットです。
2つ目は気温にあまり左右されないことです。洋服を選ぶ際は天気や気温などを調べている方も多いでしょう。着物は季節に合わせて裏地の有無を選ぶだけなので、洋服選びも楽ちんです。また、温度調整がしやすいように仕立ててあるので、途中で寒くなったり、暑くなったりなど気温差に左右されることも少ないでしょう。
3つ目は上品な印象に見えることです。着物を着るだけで自然と姿勢を意識するようになるうえ、奥ゆかしい振る舞いをするようになるので、上品さが際立って見えます。ちなみに、お腹に帯を巻いたりタオルを入れたりすることで、保温性が高くなって冷えの解消にもつながるといわれています。足袋を履けば足元も温められるうえ、冷え性で悩んでいる方にもぜひ着てもらいたい衣装ですね。
普段の生活に着物を取り入れる際に注意するべき点
日常生活で着物を取り入れる際は、注意しなければいけないポイントもあります。
1つ目は時間に余裕を持つことです。着物に慣れていないうちはささっと行動するのが難しいので、準備や移動などに時間がかかることもあるでしょう。とくに階段の上り下りなどで時間がかかる場合もあるので、慣れるまでは余裕を持って行動することが大切です。
2つ目は人目を気にしないことです。最初は人に見られているような気がして恥ずかしいと思うこともあるでしょう。普段から着物を着ている日本人は少ないので、最初は恥じらいがあるのも仕方のないことかもしれません。しかし、着物を普段着に取り入れることはとても素晴らしいことなのです。人目を気にせず、自分だけのおしゃれを楽しみましょう。きっとあなたに憧れて、知らない誰かも普段着として着物を着ることもあるかもしれませんよ。
着物を着て出かけるのにおすすめの行き先
せっかく着物を着たのなら、外出を楽しみたいですよね。着物を着て出かけるのにおすすめなのは、ちょっとした食事会や芸術鑑賞、お祭りなどです。食事会ではワンピースやセットアップを着ている方も多いですが、着物を着ていくことで奥ゆかしい印象を与えられます。新鮮さも出るので、周りの視線を集められるでしょう。
芸術鑑賞はゆっくりと絵やアートなどを楽しめるので、着崩れする心配なく楽しめるのがポイントです。芸術品×着物もとても魅力的なコラボでしょう。
着物は意外にお祭りにもおすすめ!日本の祭りは「和」を意識したものが多いので、着物との相性もバッチリでしょう。祭りの際は比較的着物を着ている人が多いので、普段着として着物を着るのにまだ勇気がいるという方にもおすすめです。堂々と人前を歩いている着物姿の人を見れば、自然に勇気が出てくるかもしれませんね。
今回は普段着として着物を着るメリットや注意点などを詳しくまとめました。街中で堂々と着物を着ながら歩いている人を見かけたら「かっこいいな」「美しいなぁ」と思ったことはありませんか?やはり日本人が着物を着ている姿を見たら、なんだか奥ゆかしい印象に見えますよね。最近では徐々に普段着として着物を楽しんでいる方が増えてきています。着物は体の体温調整もしやすいうえ、流行に左右されないので一年中楽しめるのがポイント。ぜひこの機会に普段着として着物を楽しんでみてはいかがでしょうか?