着付け教室は手ぶらで通える?
着付け教室に通う際に気になるのが持ち物についてです。
着付け教室に通う際にはやはり着物や帯などは購入しないといけないのでしょうか。
それとも必要なものはすべて貸し出してもらえるのでしょうか。
こんな疑問を抱える人も少なく無いですが、この記事を読んでそんな疑問を解消しましょう。
着付け教室に必要なアイテム
着付けに必要となってくるものはいくつかあります。
○必要なアイテム
◆まず、着物はもちろん欠かせないものです。
着物がないと始まりませんが、着物もしっかりとしたものを購入すると軽く数万円はかかってきます。
◆他に、体のサイズに合わせた帯も必要です。
帯は着物の柄と合わせて用意する必要性があります。
帯の素材も木綿から絹までいろいろなものがありますが、良い帯であればより簡単に着付けもしていく事が可能になります。
◆これ以外に各種小物も必要です。
巾着やかんざしなどがないと着物も決まりません。
こうしたアイテムは安いものですが、用意しないといけないものが多いので注意が必要です。
○中にはレンタル着付け教室もある
このように着付けに必要となるアイテムは多いですが、こうしたアイテムはすべてレンタルしてくれる着付け教室もあります。
レンタル可能な着付け教室であれば手ぶらで着付け教室に行って学ぶことが出来て便利です。
特に着物はかさばりますから、レンタルできるとかなり助かります。
着物などを購入する予定がない場合にもレンタル可能な着付け教室を利用してみると良いでしょう。
○一切貸してくれないところも
とはいえ、一切着付けに必要となるアイテムをレンタルしてくれない着付け教室もあります。
特に規模が小さい着付け教室だとレンタルには対応していないこともあるのです。
こうした場合には自分で着物などを用意しないといけないですから、こうしたコストも加味して着付け教室を選んでおくと良いでしょう。
○結論として
手ぶらで着付け教室に通えるかどうかは教室によって変わってきます。
このため、ホームページなどを見てレンタルに対応しているか確認してみることも大事です。
もしもホームページなどに記載がない場合には積極的に問い合わせして聞いてみると良いでしょう。
また、着物などがレンタルできるからといって必ずしもレンタル品を利用しないといけないことはありません。
やはり自分の着物を持っていけば練習も気兼ねなく出来ますし、より効果的に学んでいくこともできます。
そのため、着付け教室に通うのに合わせて着物などは一式購入してしまうのもおすすめです。
着付け教室によりうまく通うコツ
○着物の取り扱いに注意
◆着付け教室に着物を持って行く際にはシワにならないように気をつけておきたいところです。
着物にシワがつくと落とすのも大変ですから、是非とも着物バッグなどを利用してシワを防ぐようにしておきましょう。
◆ちなみ、着物の扱い方や管理方法もかなり注意が必要になってきます。
着物を虫に食われてダメにしてしまうなんてこともあるでしょう。
こうならないためにも着物購入時に管理方法について着物店のスタッフによく聞いておくことも大事です。
◆着物を毎回着付け教室に持っていくのはかなり大変ですが、場合によっては着付け教室に着物を預かってもらえることもあります。
着物を着付け教室に預かってもらえば、より楽に着付け教室に通えて便利です。
このようなサービスをしているかどうかは着付け教室によって変わりますから、まずは問い合わせして聞いてみると良いでしょう。
○通う際のポイント
こうしたコツとともに着付け教室に通う際には押さえておきたいこともあります。
◆例えば、講座が終わるまで着付け教室に通わないといけないということはありません。
着付け教室の講座によっては作法などの不要なことばかりに時間を割くところもあります。
このため、学びたいことだけ学んだら着付け教室を辞めてしまうのがおすすめです。
こうすることで余計な費用もかかりませんし、より効果的に学べます。
実際、着付け教室の講座によってはより参加者に長く学んでもらおうと講座内容を長引かせるようなところもあるのです。
◆他にも、着付け教室の料金は一括払いしないようにすることもおすすめです。
着付け教室に通った後に講師対生徒比率がかなり悪くて辞めたくなった際に一括払いをしてしまった場合には大損してしまうこともあります。
逆に通う毎に費用を支払える着付け教室であれば辞めたい時に辞められてより便利です。
これも着付け教室に通う際にはポイントとして押さえておきたいところです。
◆最後に、着付け教室に通った後に何もしないと着付けについても忘れてしまいます。
また通い直すのも大変ですから、定期的に着付けについて復習するようにしておくと良いでしょう。
このためにも着付け教室に通った後に着物を購入しておくのも良いかもしれません。
また、友人などに着付けをしてあげるというのも良いでしょう。
このようにせっかく学んだ着付けの仕方を宝の持ち腐れにならないようにしておきたいところです。