着付け教室にも流派による違いはあるのか
着付け教室に通う際にはアクセスや料金の違いだけでなく流派についてもチェックしておきたいところです。
着付け教室と一口に言っても実に色々な着付け法を教えてくれるものですから、どのような着付け教室にすればよいか迷った際には流派による違いにも着目してみましょう。
流派の違いによって結び方も異なり、見た目も応じて大きく変わってきます。
流派を選ぶ際には注意しておきたいこともあるのですが、ここではそんな着付け教室を選ぶ際のポイントについて見ていきましょう。
流派によって着付けの仕方は大きく異なる!
着付けにも色々な方法があるものです。
例えば、道具を用いるのか、それとも帯だけで着付けするのかによっても大きく着付けの方法は変わります。
道具を用いる流派には改良帯枕を用いるところもありますが、改良帯枕を用いればより簡単に着付けが可能となります。
それだけでなく短い帯であったり、少し太っているような場合でも着付けがしやすくなるのです。
一方で、流派によっては道具を用いるのは不純と考えるようなところもあります。
場合によっては道具無しで着付けしないといけないようなこともありますから、道具を用いた流派が良いかどうかは何ともいえません。
見た目も道具を用いることでかなり変わってきますから、これから着付け教室選びをする際には道具を用いるのかどうかはチェックしておきたいところでしょう。
他にも、着付けの方法も流派によって様々です。
手先が不器用であったり、余り後ろに手が回らない人は前結びを教えてくれる着付け教室を選ぶのもおすすめです。
前結びであれば簡単に覚えやすいだけでなく、結び目もより確認しやすくなります。
慣れれば着付けも早くできるようになることから、日常的に着物を着るためにより早く気付けをしたい人にも前結びを教えてくれる着付け教室はおすすめでしょう。
中には礼儀などにかなり厳格な流派もあります。
こうした着付け教室は着付けを習うだけでなく礼儀も学ぶことができます。
しかし、着付けだけを学びたいと考えている人にとっては逆に礼儀なども指導されるのは鬱陶しいと感じてしまうこともあります。
そのため、気軽に学びたい際には余りおすすめできないような着付け教室もあるのです。
このように着付け教室にも様々ですが、余りこだわりがないという人は流派の違いや着付け法の違いにはそこまでこだわる必要性もないでしょう。
どこの着付け教室でもしっかり着付けを教えてくれますし、一般の人にといっては流派の違いも些細なものだからです。
とはいえ、着付けを本格的に学びたいという人はこうした流派の違いにも十分注意しておきたいところでしょう。
着付けの参考例を見てみるのもおすすめ
着付け教室選びで悩んだら着付けの参考例をチェックしてみると良いでしょう。
着付け教室のホームページを見ればその児湯室で学べばどのような着付けができるのか紹介されています。
こうした着付けの参考例を見ればモチベーションも上がりやすいですし、どのような着付けを学べるのかも想像しやすいものでしょう。
流派によって着付けも若干出来上がりが異なりますが、こうした違いも着付けの参考例を見てビジュアル的に納得するのが一番です。
着付け例については着付け教室の店頭に展示されていることもありますから、着付け教室選びをする際には参考にしてみると良いでしょう。
気になった着付け教室があったら実際に問い合わせしてみると良いでしょう。
着付け教室も時期によって空いている・混んでいるといった違いがありますから、早めに予約しておいたほうが良いこともあります。
問い合わせ時には費用や修了するまでの期間も合わせて確認しておきましょう。
着付け教室に通う際にはママ友などの友人と一緒に通うのもおすすめできます。
友人と一緒に通えば挫折しにくいですし、一緒に着付けが練習できます。
着付けも他の人と習えばより楽しいものですから一人で通う際にも積極的に着付け教室で友人作りをしてみましょう。
着付け教室に通う前に目標を定めておくのもおすすめです。
「着付けをしっかりして一人で浴衣が着られるようにしたい」「子供の着付けを自分でできるようにしたい」といったように目標があればそれだけ学ぶモチベーションも上がってくるものです。
このように着付け教室に通う際にも色々としておきたいことは多いものですが、着付けは習っておいて損がない技能であることは確かです。
着付けができるに越したことはありませんし、子供や友人に着付けを教えることもできるようになります。
それまでは着物を着る際には美容院でお願いしていたという人も、自分で着付けができるようになればより和服も気軽にきれるようになってきます。
着付けができるようになれば服装のバリエーションも広がってきますからこれから何か習い事を学びたいという際には着付け教室で学んでみると良いでしょう。