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着物は季節によって生地や柄は変わる?季節にあわせた着物の種類を紹介

公開日:2024/09/15  

着物
着物を着る方にとって、季節にあった着物の選び方は重要です。日本には四季がありますが、着物の種類も季節によってさまざまです。寒い冬には暖かな袷(あわせ)、春と秋には涼しげな単衣(ひとえ)、そして暑い夏には軽やかな薄物(うすもの)があります。それぞれの季節にぴったりな着物の魅力と選び方について、くわしく紹介していきます。

季節にあわせた着物の種類

まずは季節にあわせた着物の種類についてみていきましょう。

主に3種類となっています。それぞれの特徴を理解し、季節に適した着物を着ることが大切です。

袷(あわせ)

冬から春にかけて着るのは「袷(あわせ)」です。

袷は、春と秋と冬に着用するもので、1年のなかで、もっとも長く身に着けられる着物とされています。袷は胴裏、袖裏、裾回しなどの部分に裏地を付けて仕立てられているのが特徴で、そのため作りが丈夫で着姿に重厚感を与えます。

最近では、暖かい素材の下着などの登場で、袷は真冬のみ着る人も多いです。逆に、写真映えしやすいという理由から、室内であればファッションとしてオールシーズン着用する人もいます。

単衣(ひとえ)

季節の変わり目に着るのは「単衣(ひとえ)」です。

単衣は、裏地を使わずに、1枚の生地で仕立てた着物のことを指します。透け感はでない生地ですが、袷に比べて軽やかな着心地になっているのが特徴です。そのため、春から夏、夏から秋へと、季節が移り変わる時期に着用します。

一般的には、6月と9月に着られていますが、着る日の気温によって5月や10月に着られる事もあります。

薄物(うすもの)

初夏から真夏にかけて着るのは「薄物(うすもの)」です。

夏の暑い時期には、夏用の着物とされている薄物を着用します。薄物は、たて糸とよこ糸の密度を粗くして、風通しをよく仕立てられた、透け感のある生地が特徴です。夏の着物というと浴衣をイメージする人も多いかもしれませんが、浴衣と薄物は別物です。

浴衣は入浴後に着用する、湯上がり着です。温泉旅館などで浴衣を着るのは、この名残といえるでしょう。このような由来もあって、夏の着物と浴衣は形状は似ているものの、生地や着付けが異なります。

季節別に適した色や柄を紹介

次に、季節別に適した色と柄について紹介します。

日本特有の四季を感じられるようなコーディネートを目指しましょう。

春に着る着物の色や柄

春に適した着物の色は、明るいパステルカラーやピンク色などが良いでしょう。

桜の季節が終わる頃には、藤色や緑色なども取り入れると季節感がよりいっそう演出できます。柄としては、芽吹きや桃、桜、牡丹、菖蒲、蝶などが適しています。とくに桜柄は、桜が三分咲きの頃までに着用するのが一般的です。

夏に着る着物の色や柄

夏にぴったりな着物の色は、モノトーンや淡い色味のペールカラーがおすすめです。

涼しげな配色を選ぶと、暑い夏でも爽やかな印象を与えます。柄としては、紫陽花、朝顔、竹、笹、柳、魚、流水模様などが人気です。また、とんぼや楓が描かれた着物も季節の先取りとして人気です。

秋に着る着物の色や柄

秋に着る着物の色は、紅葉を思わせるような深い赤色や茶色などがおすすめです。

深めの紫色や緑色を取り入れると、落ち着いた印象になります。柄としては、紅葉、萩、桔梗、撫子、山茶花、月などが適しています。

冬に着る着物の色や柄

冬に着る着物の色は、温かみのある赤やベージュ系がおすすめです。

街のイルミネーションやクリスマスの雰囲気にも合う華やかな色味が冬の季節感を演出します。柄としては、菊、椿、南天、雪輪、枯山水などが適しています。

わからない場合はプロのアドバイスをもらおう

着物に関する疑問や悩みがある場合、プロのアドバイスを受けることが一番確実です。

まず、着付け教室に通っている場合は、着付け教室の講師に相談してみましょう。講師は着物の着付けや着こなしについて豊富な知識を持っており、初心者から上級者まで丁寧に指導してくれます。また、着物店のスタッフも頼りになる存在です。

店内には着物の専門知識を持ったスタッフがおり、着物の選び方や着付けのアドバイスをしてくれます。着物の素材や柄、季節に合った着こなしの提案も期待できます。さらに、着物をレンタルする予定がある場合には、着物レンタル店のスタッフにも相談ができます。

着物のレンタルや着付けサービスを提供している店舗では、スタッフが丁寧に着付けをおこなってくれるほか、着物の選び方やアドバイスもしてくれます。とくに初めて着物を着る場合は、レンタル店での相談が便利です。

最後に、インターネットも着物に関する情報を得るための貴重なツールです。着物のブログやSNS、専門サイトなどを利用して、着物の着付けやコーディネートのテクニックを学ぶことができます。また、オンラインで着物の専門家に相談できる場合もあります。

まとめ

季節にあわせた着物の種類や、その季節にふさわしい色や柄を身にまとうことは、日本の美しい四季を楽しむうえで欠かせません。しかし、着物に関する疑問や悩みが生じた際には、プロのアドバイスを受けることが重要です。着物の専門家や着付け教室、着物店のスタッフなどが丁寧にアドバイスをしてくれます。自分の個性や季節感を大切にしつつ、着物の世界をより楽しむために、プロの知恵を借りることが大切です。

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