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3つの首を冷やさないことが重要!冬に着物を着用する際の寒さ対策

公開日:2022/01/15   最終更新日:2022/01/17


「冬に着物を着ると寒そう……」と思われる方もいるかもしれません。しかし、冬場でもしっかり防寒対策を行えば、着物を暖かく快適に着ることができます。着物の防寒対策においては、露出することで冷えを感じやすい“首・手首・足首”の3つの首を温めることが大切です。そこで、冬に着物を着用する際の寒さ対策としておすすめの方法をご紹介します。

首について

着物はうなじをキレイに見せるため首周りが露出しています。そのため、寒さの厳しい冬はとくに冷えを感じやすい箇所です。逆にいえば、寒さを感じやすい首元をしっかり温めてあげるとで冷えを和らげることができるでしょう。

着物における首元の寒さ対策では、手持ちのマフラーや大判ストールのほか、ショールを使用し寒さ対策を行うのがおすすめです。洋服の場合はマフラーをしっかりめに巻くこともありますが、着物の場合は首にふんわりと巻く程度にすると違和感なく使用できます。

そのほかにも、首元の冷え対策として、暖かなファーを使用するのもひとつです。ファーは暖かいだけでなく、見た目も華やかなため着物の雰囲気が一気に明るくなります。ただし、動物の毛を使用しているファーは結婚式などのお祝いの席ではNGとされているので、着用するシーンには注意しましょう。

手首について

着物は袖口が大きく開いており、手首から二の腕にかけて隙間風が入りやすい箇所となります。そのため、手首もしっかり寒さ対策を行うことが大切です。

手首の防寒対策においては、ロンググローブを使用するのが一般的です。ロンググローブは腕まで覆える長めの手袋で、ウール素材のものを選べば保湿性が高くより暖かです。ロンググローブは着物専用のものも多くカラーバリエーションも豊富なので、着物の柄や色に合わせて選ぶとコーディネートの幅が広がります。

暖かく過ごせる機能性の面に着目しつつ全体のバランスを考慮して選べば、冬の冷え対策だけでなくおしゃれに着こなすためのアイテムとして使えるところも嬉しいポイントです。

足首について

基本は足元が隠れている着物姿も、動けば足首が外気に晒されて寒さを感じるポイントになります。足首の寒さ対策では、冬用の足袋や和装用タイツなど暖かい素材のものを選ぶことで解決できます。

冬用の足袋は一般的な足袋よりも暖かく、発熱性や保湿性に優れているものが多いです。より暖かさを重視するのであれば、ハイソックスタイプで長めの丈の冬用足袋もおすすめです。長さがある足袋を選ぶ際は、着物との摩擦により静電気が発生しない素材のものを選ぶとよいでしょう。

また、寒い季節は足首だけでなく下半身の冷えも気になります。その対策として、和装用タイツや和装用ストッキングもあると非常に重宝します。着物を着る頻度が低い場合はレギンスでも代用できますが、礼装の際は和装用のものを使用するようにしましょう。

インナーについて

普段から寒がりという方であれば、着物の下に着用するインナーにも工夫をすると冬場でも暖かく着物を着ることができます。最近は着物専用の冬用インナーも販売されており、衿の後ろからインナーが見えない工夫がされているものも多いです。しかし、洋服の下に着用する冬用インナーでも代用することは可能です。

着物用以外のインナーを着用する際に注意すべき点は、首元の開きに対応したUネックやバレエネックのものを選ぶことです。暖かい素材のインナーで寒さ対策をしていても、衿の隙間など首元からインナーが見えてしまっては、せっかく着物もキレイに着付けていても不格好になってしまいます。そうならないためにも、着物の下にインナーを着用するときはなるべく首元が詰まっていないものを選ぶようにしましょう。

アウターについて

寒さがそこまで厳しくない秋口ならショールなどを上から軽く羽織るのでもよいですが、真冬にはやはりアウターが必要になることもあるでしょう。普段着の上からアウターを羽織るように、着物の上からでも羽織れるアウターはいくつかあります。

まず、着物の冬用アウターとして最も定番なのが道行コートや羽織です。道行コートは着物の外出用コートで、無地のものから華やかな柄物まで幅広いデザインがあります。道行コートは布が二枚合わせになっているものと一枚布のものがありますが、寒さが厳しい時期は二枚合わせのものがより暖かです。

一方、羽織は着物の上からカジュアルに羽織れるアウターで、腰までの長さのものやそれ以上に長い長羽織があります。羽織は薄手のものから厚手のものまで幅広くありますが、冬場はウール素材やニット素材のものが暖かくて人気です。

そのほかにも着物用アウターには、ポンチョ型のコートや道行コートよりもさらに厚手の和装用コートとして外套(がいとう)、ケープなどがあります。着物用のアウターにはいろいろな種類があるので、寒さや好みに合わせて選ぶとよいでしょう。

 

冬に着物を着る際は、首・手首・足首の3つの首を中心に温めながら、寒さの程度に合わせて着物に合った防寒対策を行うようにしましょう。冬場は重ね着ができることで普段とは異なった着物のおしゃれを楽しむことができる季節でもあります。防寒対策をしっかり行って、冬のお出かけを楽しむ参考にしてみてください。

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