着物は部屋着としてもおすすめ！着付けのポイントをご紹介！
着物を普段の生活から着用したいと考えている人に、今回の記事はおすすめです。着物は1年中快適に身に付けられるものなので、部屋着としてもおすすめです。体型をカバーできる、季節を選ばずに楽しめる、相手に嫌な印象を与えないなどのメリットがあります。着付けのポイントも見ていきましょう。
着物を部屋着にするメリット
着物があれば、1年中快適に身に付けられます。また、体型をカバーできるので、ふくよかな人も、痩せている人も着用できます。
体型をカバーできる
洋服のように体型が目立つことがありません。体のラインに沿った服装ではないので、ふくよかな人も、痩せている人も着物を部屋着として活用できます。
体のラインに自信が無いと、タイトな洋服を着るのに抵抗感を示してしまいますが、着物ではそのようなことがありません。また、何かしらの事情で太ってしまった人も、痩せてしまった人も着物を着用すれば、周りの人から気付かれにくくなります。
季節を選ばずに楽しめる
温度差があっても着物であれば、1年中身に付けられます。暑い夏の日は、着物のなかの汗を吸い取ってくれる素材の浴衣を身に付けることで、涼しく過ごせます。また、夏に適している着物も販売されているので、そちらも適しているでしょう。
寒い冬の日は、着物のなかにスウェットやスパッツを履くことが可能です。底冷えするような環境でも、着物の裾や袖から冷気が入ってこないようにすることで、快適に過ごせます。洋服のようにコートを羽織る必要が無いので、温度差があっても問題なく対応できるでしょう。
相手に嫌な印象を与えない
たとえばデパートに買い物に出かけるときや、友人と食事をするときに着物を身に付けておくと、相手に嫌な印象を与えません。
洋服の場合は、スーツやドレスのようにフォーマルな服装であれば、相手に窮屈な感じを与えてしまう可能性があります。しかし、プライベートの時間でも、あまりにも無頓着な服装であれば嫌な印象を与えてしまいます。着物は、どの場所に出かけるときも適しているので、TPOに合わせたファッションができます。
部屋着にする着物の選び方
毎日身に付けるものなので、自宅で洗濯できる着物にしたいものです。とくに、夏場は汗をかくのでこまめに洗濯しましょう。
自宅で洗濯できる素材にする
綿やポリエステルの着物は、自宅で洗濯できるので、汗をかいたり、汚れたりしてもすぐに洗濯できます。正絹の着物は自宅で洗濯できないので、クリーニングサービスを利用しなければいけません。クリーニングサービスの頻度が多いと、費用が高額となってしまうので、日常生活で身に付ける着物は、自宅で洗濯できるものにしましょう。
価格で選択する
着物は高価なイメージがありますが、決してそのようなものばかり販売されているわけではありません。自宅で洗濯できる着物であれば、5,000円前後で購入できます。洋服と同じような価格なので、そこまで高価ではないでしょう。
また、古着を扱っている店舗やフリーマーケットなどでは、1,000円前後で購入できるものもあるので便利です。あらかじめ予算の範囲を決めておくとよいでしょう。
着心地の良さで決定する
1年中快適に着用できる木綿の着物は、人気を集めています。しかし、冬のように寒い季節にはウールの着物、夏のように暑い季節には麻の着物が人気を集めています。自分にとって着心地がよいと感じる素材を選択しましょう。
部屋着の着物の着付けポイント
ポイントを4つ紹介します。普段から着物を身に付けている人は慣れていますが、そうではない人が毎日着物を身に付けるのは大変です。まずは、着用したいときだけ身に付けましょう。
着用したいときだけ身に付ける
無理して着物を身に付ける必要はありません。お出かけのときやお茶会などの特別なときだけ身に付けることもできます。気分が乗らないときに、頑張って身に付ける必要はありません。
家事の時間は動きやすいようにする
着物の袖が邪魔にならないように工夫しましょう。上張りや襷掛けにすると、袖が邪魔にならないので動きやすくなります。
筒袖にする
洋服は袖が邪魔になることが滅多にありません。一部のファッションには、袖が邪魔に感じるものがありますが、着物と比較すると不快感は少ないでしょう。
袖が邪魔にならないように、着物の袖を筒状にしましょう。そのようにすることで、洋服の袖のように変化します。着用しやすく違和感も無いので、洋服のような感覚で日常生活を送れるようになります。
楽に着られるものにする
きっちりと着付ける必要がないときは楽にしましょう。部屋着であれば、下品な印象を与えない限り問題ありません。
まとめ
自宅で洗濯できる着物であれば、汚れたときや臭いが気になるときもすぐに対処できます。部屋着を綿やポリエステルの着物にして、お出かけ用の着物は正絹の素材にして、クリーニングサービスを利用するなど工夫が必要です。
部屋着として着用するときに、着物の袖が気になるでしょう。そのようなときは筒袖にすると洋服のような感覚で身に付けられます。ストレスを軽減できるのでおすすめです。
