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着物を着ていて苦しくなったときの対処法

公開日:2020/05/15  最終更新日:2020/05/28

成人式や大学や短大などの卒業式などで着物を着る機会があるでしょう。このようなときに苦しいと感じることがあるかもしれません。今では着慣れていない人が多いですし、対処法がわからない人がとても多いはずです。すぐに対処できる良い方法がありますから、覚えておきましょう。

帯紐や紐を少し緩めるだけで改善する

着物を着るときは着崩れないようにするために、帯紐や紐をきつくしてしまうかもしれません。一人でいるときに振袖や袴などが崩れてしまうと大変ですから仕方がないことでしょう。しかし、きつくしてしまったために、途中で苦しくなることがあります。このようなときには、帯紐や紐を少しだけ緩めてみてください。

帯紐を両手で持って、少しだけ緩めることがポイントです。あまりにも緩めすぎてしまうと、今度は着崩れてしまいますからやりすぎないようにしなくてはなりません。少しだけ緩めて、位置を調整すれば綺麗な状態を保つことができます。これだけでも十分に楽になることが多いのですが、それでもまだ苦しいと感じているようであれば、今度は紐を少しだけ緩めてみてください。帯揚げの内側にある紐を自分と反対の方向に引っ張ります。

すると、楽になってきたときっと感じるはずです。紐をそのままにしてしまうと良くありませんので、楽になったと感じたら紐が見えないようにしましょう。紐を帯の中に押し込んで、ちゃんと隠れているかを確かめてください。この二つのやり方を覚えておけば、きつくてちょっとつらいと感じたときにすぐにできます。これなら、自分でできますから、覚えておくと役に立ちます。

帯を下に引いて締め付けを解消しよう

帯が緩くなってしまうと自分だけでもう一度結び直すことは大変です。このため、着付けの段階でできる限りきつく結んでしまうこともあるでしょう。普段から着慣れている人であれば帯の位置も丁度いい場所にできますが、成人式の振袖や夏に浴衣を着るだけとなると帯を丁度いい位置で結べないことがあるかもしれません。

大抵の場合は、きつく結びすぎてしまったことが考えられます。このようなときも良い対処法があるので、試してみてください。帯の下部を下に引いてみましょう。そうすると、帯の上部にゆとりができますから、みぞおちの部分が楽になるはずです。みぞおちの部分がきついと感じることがあればこの方法を試すだけでかなり苦しさが改善されるはずです。

ただし、強く帯の下部を下に引いてしまうと今度は帯が緩くなってしまう可能性があります。それが原因で着崩れてしまう恐れがありますので、あまり強く引っ張りすぎないように加減してください。少しずつ様子を見ながら、着崩れない程度に下に引っ張ってみましょう。そうすると、着物が着崩れることもありませんし、みぞおちの部分が締め付けられなくなりますから、楽に呼吸できるようになりますし、苦しい思いをしなくて済みます。

最終手段は胸紐を結び直して苦しさを改善しよう

帯の位置を変えてしまうとほとんどの人が楽になったと感じるはずですが、それでもまだきつくてつらいと感じることがあるかもしれません。次は、最終手段と言っても良い方法です。この方法は最後におこなうと良いでしょう。

まずは、帯紐や紐を緩めて、次に帯の位置を少し下げてそれでもダメなら胸紐を結び直すと言う順番でおこなってみてください。もしかしたら、胸紐がきつくなっている可能性があります。胸紐を結び直すときは、一度緩めた状態で思いっきり息を吸い込んでみてください。

すると、胸囲が広がっていますので、このときに結び直します。気をつけて欲しいことは、胸紐を結ぶ位置です。みぞおちの部分で結んでしまうと苦しいままになるでしょうから、みぞおちの部分を避けて結びましょう。みぞおちを避けて違う場所に結び目を作ればこれまでずっと苦しかった人も、ようやく楽になるはずです。

できれば着付けをしてもらうときに少しでもきついと感じたら、その時点で着付けをしている人にそのことを告げた方が良いです。そうすれば、あまりきつくならないように加減して着付けをしてくれるからです。

着付けのときに正直に伝えておけば、帯や紐の位置がみぞおちにかからないように気をつけてくれるかもしれません。事前に伝えることができていれば良いですが、着慣れていないと伝え忘れることもあるはずです。自分一人でいるときであっても、適切な方法がありますから安心してください。

 

以上の方法を覚えておくと、安心して成人式で振袖を着ることができるでしょうし、夏の花火大会などへ行くときにも浴衣を着ることができます。日常的に着物を着ることがない人が大半ですから、途中できつくなってきたと感じたときの適切な対処法を覚えておくと、万が一のときに役に立ちます。

これらのやり方を覚えておけば、安心して振袖や浴衣などを着ることができますので、忘れないようにしましょう。どのやり方も加減がとても重要です。やりすぎてしまって着崩れないようにしなくてはならないので、様子を見ながらやってみてください。そうすれば、綺麗に着ている着物が着崩れることもなく、快適に過ごせるようになります。

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