着付け教室に通っている人の年齢層はどのくらい?
着物は簡単に着ることができないので、自分で着たいのであれば着付けの教室に行くのが早道でしょう。
ただどんな人が来ているのか不安に感じるかもしれません。
自分に近い人が来ているのかどうか調べてみると良いでしょう。
成人式や卒業式をきっかけに通おうとする人
小学校で制服を導入している学校はそれほどないかもしれません。
中学や高校となると多くの学校で制服を用意しています。
入学式だけでなく通常の授業、そして卒業式は制服を着て出席するのが一般的です。
では大学や専門学校、制服のない高校に通っている女性とは何を着て卒業式に出席するかです。
男性はスーツを着ている人が多いですが、女性で多く見られるのは着物です。
卒業式のいで立ちとしては単に着物を着るだけでなく、その上に袴を履いて足元にはブーツを履くスタイルが多くなっています。
レンタルが利用できるので、比較的気楽に利用できます。
ではその時の着物はどうやって着るかです。
着付け教室に通っている人の年齢層としては、まずは20歳前後の比較的若い人たちがいます。
日常生活ではあまり着物を着る機会はないでしょうが、成人式や卒業式などにきることが多くなります。
美容室ではヘアメイクと合わせて着付けをしてもらえるので、必ずしも自分で着る必要はありません。
ただ成人式で着物に魅力を感じる人がいて、その後の卒業式には自分で着られるようになりたいと考えている人がいるようです。
若い人はオシャレなので色々な種類の着物を着たいと考えている人もいます。
教室によっては定額でレンタルをして授業が受けられるところがあり、受講のたびに違うタイプの着物をレンタルする人もいるようです。
楽しみながら着物を着る機会が増えればその分覚えられますし、さらに着る機会が増えるかもしれません。
冠婚葬祭で着る機会があって必要性を感じる年代
最近は晩婚化が進み、初婚年齢が20歳代から30歳代にずれ込むこともあるようです。
友人の結婚式などといえば20代の時に出席することが多いかもしれませんが、30代に出席したりするときもあります。
20代であれば晴れやかなドレスなどを着て色々アピールしたりもできますが、30代以降になるともう少し落ち着いた雰囲気の装いが必要になるでしょう。
自分自身が結婚しているなら着物を着ていくこともあるかもしれません。
着物はお祝い事だけでなく葬式などでも着る機会があります。
田舎などで行われる葬式などでは、女性は黒の着物を着て出席するところもあります。
着られない人もいるので着せてもらうことができますが、自分で着ることができたらと感じる人もいるようです。
着付け教室に通っている人の年齢層として、30代から40代ぐらいの人が結構います。
冠婚葬祭できる機会があるとき、そのたびに美容院に行っていると結構お金がかかります。
親戚などに着付けをしてもらおうとすると、いい歳をして着られないと少し恥ずかしく感じる時もあります。
それらをきっかけに自分で着られるようにしようと考える人がいるようです。
30代から40代の人は同じ年代で色々な話が合いやすいケースがあります。
教室内で友達などになった人と着物を着てどこかに遊びに行く計画などを立てる人もいるようです。
着られないときはなかなか寺社仏閣などに行くことがなかった人も、着られるようになって色々なところに行くようになった人もいます。
自分の娘などに着せたいと考えて通う人
結婚をして子供ができれば、何とか子供を一人前に育てようと一生懸命子育てをします。
初めての子の時はすべてが初めてなので大変ですが、二人目や三人目となるとそれなりに経験があるので余裕をもって育てられます。
学校に入学したり卒業したり節目を迎えるとそのたびにほっとするかもしれません。
一人前の基準は人それぞれ違うでしょうが、法律的には成人しているかどうかがあります。
成人をすればいろいろな場面で大人として扱われ、自立して生活をする人もいます。
娘が成人式を迎える時は、感慨深いものがあるかもしれません。
娘の成人式では何とかして着物を着せてあげたいと考えるでしょうが、通常は美容室などで着付けまでを行ってもらうことが多いようです。
より娘への気持ちが強い人は、着付け教室に通って自分の娘に着せたいと考えるようです。
教室に通っている人の年齢層で、40歳代から50歳代の人を見かけることがあります。
その年代であれば自分で着られる人が多いように感じますが、普段は洋服を着ている人が多く着慣れていない人もいます。
いざ娘に着せようとすると、自分で着るようにきれいに着せられなくて困って教室に通うようです。
教室には自分で着るためのコースと、他人に着せるためのコースが用意されています。
40代以降の人が通うのは他人に着せるためのコースが多いようです。
せっかくヘアメイクなどもきれいにしてもらっているのに着物が崩れていてはもったいないです。
着せる技術があれば、きれいに見せることができます。
成人式や卒業式を前に自分で着たいと考える20代の若い人が来るケースがあります。
その他冠婚葬祭で着る機会が増える30代から40代の人もいます。
娘の晴れ舞台に自分で着せたいと考える40代から50代の人も結構来ているようです。