着付け教室で取得できる資格とは
着付け教室では着付けについて学ぶことができますが、他にも着付け教室では資格取得も出来ます。
着付け教室で取得できる資格は色々なものがあります。
着付け関連の資格には着付け技能士資格やきもの講師3級などの資格があります。
こうした資格を取得することにより着付け教室で働くこともできるようになりますし、人に着付けを教える際にも自信を持って教えられるようにもなります。
そんな着付け教室に通うことで取得できる資格についてここでは見ていきましょう。
着付け教室に通うとどんな資格が取得できる?
着付け教室に通うことで得られるメリットの一つが「資格取得ができる」ということです。
資格取得ができれば形として成果が残って励みにもなりますし、着付け教室で働くという選択肢も出てきます。
どのような着付け教室に通えばどのような資格が取得できるかはかなり変わってきますから、着付け教室を選ぶ際には取得できる資格についてもチェックしておきたいところです。
また、資格によってはかなり役に立たない民間資格もあります。
自己満足のために資格取得をするのであればよいですが、着付け教室で働くために資格取得をするとなるとやはり役に立つ資格を取得しておきたいところでしょう。
着付け教室に通うことで得られる資格としては一番有名なのが「きもの講師」でしょう。
これは3級から1級まであり、着付け教室講師になりたいという人にはうってつけの資格です。
また、着付け教室講師を目指している人だけでなく、単純に着付けを学びたい人にも良い目標になります。
まずは3級を取得して徐々にレベルアップするのも良いでしょう。
この資格を実際に取得するには長沼静きもの学院に通って取得するのが良いですが、この長沼静きもの学院は全国的に学校もあり通いやすくなっています。
このきもの講師資格と似ているのが鈴乃屋着物学院が認定しているきもの資格です。
このきもの講師は「着付け講師」と「着付け師」に分かれ、着付けショーなどで活躍したい人もよくとっています。
他にも、着付け教室独自で発行している資格や認定書などもあります。
どのような資格があるかは着付け教室によっては様々ですが、通信講座で資格を取得するというのもアリです。
通信講座であれば在宅でも資格取得が簡単に目指していくことができます。
特に子育て中の人などは通信講座を活用しておきたいところでしょう。
着付け技能士の存在
このように着付け教室で取得できる資格にはいろいろあるものの、他にも、着付け技能士という資格もあります。
これは比較的最近出来た資格であり、全日本着付け技能センターが認定を行っています。
着付け技能士は2級着付け技能士と一級着付け技能士に分かれており、それぞれ取得するためには筆記及び技能試験が必要となります。
資格試験を受けるためには実務経験も求められてきます。
例えば、2級では2年以上、1級になると5年以上の実務経験を求められます。
資格を取得する意義は大変大きく、着付け技能士を名乗れるのはこの資格を取得した者のみです。
この着付け技能士は着付け関連資格の中では最上級の資格と言っても良く、着付け関連の仕事につきたいという際には取っておけばかなり心強い資格です。
着付け教室に通った後にすぐに取れる資格ではないものの、最終目標として念頭に入れておくと良いでしょう。
着付け技能士は学科試験もかなり難しくなっており、単に着付けがうまいというだけでは取得は困難です。
着付け技能士になるためには技能面よりも筆記試験で苦戦する人が多いですが、筆記試験も十分時間の余裕を持って対策していくと良いでしょう。
実際に資格取得を目指す際にはまずは「きもの講師」を目指してみるのがおすすめです。
こちらはよく知られた資格でもあり、着付けについて学びたい場合には一番手っ取り早くてオススメできます。
取得するための費用も少なくて良いですし、着付け講師になりたい場合にはとりあえずこちらの資格を取得するのがおすすめです。
この後、実務経験を積んで技能士資格を取得すると良いでしょう
資格だけに集中するのはNG!
着付け教室に通う際には資格の取得にばかり集中し過ぎないようにもしておきましょう。
資格があってもそれに伴う技能がないと仕方ありません。
もしも着付け教室で働きたいという際にも資格だけでなくどのくらい技能があるかも試されます。
こうしたこともあり、着付け教室では十分に着付けについてマスターしておきたいところです。
また、資格を取得したからといって余り安心しすぎるのも考えものです。
着付けはやはり実践していないと忘れてしまうものですから、定期的に着付けをして忘れないようにしておきたいところでしょう。
こうした資格を取得すれば着付け講師になることができるだけでなく、充実感も湧いてきますから、着付け教室に通う際にはぜひとも目標にしておきたいところです。