
同窓会・クラス会にぴったりの着物とは?年代別に紹介

旧友との親交を温められる同窓会。せっかくなら、美しい着物姿で参加したいと考える人もいることでしょう。そこで本記事では、同窓会やクラス会にぴったりの着物を、年代別にまとめて紹介します。着物姿を美しくするための所作も解説するので、ぜひ本記事を参考にしてクラスメイトとの再会を着物姿で楽しんでください。
同窓会・クラス会におすすめの着物を年代別に紹介
同窓会やクラス会に着物で参加する際には、会場や規模、季節によってふさわしい着物の種類や帯の選び方を意識することが大切です。ホテルでの同窓会であれば、格式ある訪問着や付け下げ、色無地が適しており、レストランの場合は付け下げや色無地、江戸小紋など落ち着きのあるものが好ましいでしょう。
一方、居酒屋のようにカジュアルな場では、小紋や紬といった気軽に着られる着物が向いています。季節感も大切で、春や秋は単衣、夏は薄物の単衣、冬は袷を選ぶと快適で季節感を出せるでしょう。また、着物と同様に帯の種類や結び方も、場に応じたマナーを意識することが求められます。訪問着や付け下げ、色無地、江戸小紋の場合は袋帯や名古屋帯が基本です。
しかし、同窓会やクラス会という比較的カジュアルな場では、格式の高い袋帯の二重太鼓よりも名古屋帯のお太鼓結びを選ぶことで程よく品格を保ちつつ過剰にかしこまった印象を避けることができます。小紋や紬の場合は、名古屋帯や半幅帯、兵児帯など幅広く合わせることができるため、着こなしの幅も広がるでしょう。
さらに、着物は小物次第で印象を大きく変えることができます。淡い色の着物には小物も淡いトーンで統一すると柔らかく優しい印象を作れますし、淡い着物に濃い色の小物を組み合わせればコントラストによってメリハリが生まれ、華やかさを演出することも可能です。帯留めや半衿、草履やバッグといった小物を工夫することで、自分らしさを自然に表現できる点も着物の楽しみのひとつです。また、年代によっても同窓会やクラス会に似合う着物は変わります。
20代
20代の女性には、品の良さを保ちつつ鮮やかで爽やかな印象を与える水色の訪問着がおすすめです。シンプルながらも色使いに華やかさがあり、若々しさを感じさせます。
30代
30代では、落ち着きを感じさせつつ可愛らしさも忘れない薄桃色の訪問着が良いでしょう。淡い色合いで上品さを出しつつ、小物使いで変化を楽しむことも可能です。
40代
40代には、くすみのある薄茶色の訪問着が向いています。落ち着きがある色味ながら、柔らかさや上品さを兼ね備え、顔まわりも明るく見せてくれます。
50代
50代の女性には、薄灰色の訪問着のように色数を抑えたシックな着物が適しています。刺繍などの装飾を取り入れると、さらに上品さを加えることができます。また、小物で遊び心をプラスすることで、着慣れた大人の余裕を見せることも可能です。
60代
60代の女性には、深みのある色合いや光沢のある柄を取り入れた薄灰色の訪問着が好ましいです。シックさと渋さを兼ね備えながらも、柔らかい色味を選ぶことで若々しさを感じさせることができます。動きに合わせて程よい存在感を放つデザインは、同窓会やクラス会の場でも華やかさを演出してくれるでしょう。
着物姿を美しく見せる所作
同窓会やクラス会で着物を着る際には、服装だけでなく所作にも気を配ることで、より美しく上品な印象を与えることができます。特に食事の場面では、着物特有の動きに慣れていないと、袂が料理や飲み物に触れてしまったり、帯が崩れたりすることがあります。そのため、事前に所作のポイントを押さえておくことが重要です。
袂の扱いには要注意
まず、着物の袖である袂の扱いには注意が必要です。洋服に比べて袖が長く広いため、無意識に腕を動かすと料理やコップに触れてしまうことがあります。食事中は必ず反対の手で袖口を押さえ、腕を見せずに手を伸ばすことを意識すると、自然で美しい動きが実現します。また、地肌が見えないようにすることもマナーのひとつです。
食べこぼし・飲みこぼしの対策
食べこぼしや飲みこぼしの対策として、ナプキンやハンカチを膝にかける方法も効果的です。ナプキンの端を帯に挟むことでずれ落ちを防げるほか、同窓会の会場によってはナプキンが用意されていない場合もあるため、あらかじめ大きめのハンカチをバッグに入れておくと安心です。見た目を美しく整えたい場合は、ハンカチクリップや袂クリップを使用すると、よりスマートに食事を楽しむことができます。
椅子に座るときの所作
さらに、椅子に座るときの姿勢も着物姿を美しく見せるポイントです。洋服の場合は深く腰掛けることが多いですが、着物では深く座ると帯が潰れて着崩れの原因となります。そのため、椅子の前側の半分程度に浅く座り、背筋を伸ばすことが推奨されます。また、テーブルとお腹の間にこぶし一つ分ほどのスペースを作ると、汚れを防ぎつつ座り姿も美しく見えるでしょう。
まとめ
同窓会やクラス会に着物で参加する際には、会場や季節、年代に応じた着物選びと帯の組み合わせが重要です。ホテルなら訪問着や付け下げ、居酒屋では小紋や紬といったカジュアルな着物が向いています。年代別では、20代は爽やかな水色、30代は淡い桃色、40代はくすみ茶色、50代・60代は薄灰色で上品さと落ち着きを演出できます。さらに、着物姿を美しく見せるためには、袂の扱いやナプキン・ハンカチの活用、浅く座る姿勢など所作も大切です。これらを意識することで、上品で華やかな着物姿で旧友との再会を楽しむことができます。



















