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着物の種類ごとにおすすめの草履を紹介

公開日:2026/01/15  

おすすめの草履

せっかく着物を着るのであれば、華麗に美しく着こなしたいものです。そして草履の選択も、着物のトータルコーディネートにおいて欠かせない要素です。そして、ふさわしい草履は着物の種類ごとに異なります。本記事ではそれらについて詳しく紹介するので、参考にして着物にマッチする草履を選んでください。

黒留袖・色留袖にぴったりの草履

結婚式などのフォーマルな場で、新郎新婦の母親や近しい親族の方が着用することが多い「黒留袖」と「色留袖」は、既婚女性が着る着物の中でも格の高い礼装です。こうした留袖に合わせる草履は、見た目の上品さやフォーマル感を意識して選ぶことが大切です。

具体的には、台の色がゴールド・シルバー・ホワイトのもの、台の高さが5cm以上あるもの、かかと部分に複数枚の芯が入ったもの、鼻緒もゴールド・シルバー・ホワイトを基調としたものが適しています。鼻緒に少し他の色が入っていても問題ありませんが、全体として落ち着いたフォーマルな印象を損なわないデザインが望ましいです。

材質については、エナメルやマットな合皮、錦風の生地などさまざまな種類がありますが、色が金・銀・白系であればフォーマルな場でも安心して使用できるつくりになっています。そのため、材質は好みや着心地に合わせて選んで問題ありません。

また、色選びで迷う場合は、それぞれの色が与える印象を参考にすると選びやすくなります。例えば、ゴールドは華やかで祝いの席にぴったりな印象、シルバーはキリっとした粋な印象、ホワイトはすっきりと洗練された印象を与えやすいです。

さらに迷ったときのコツとして、帯の色に合わせて草履の色を決める方法があります。たとえば、帯がゴールド系であれば草履もゴールド系にすることで、全体のコーディネートに統一感が生まれ、より上品でまとまりのある印象になります。

このように、草履の選び方は単に色や材質を選ぶだけでなく、着物全体のバランスや場の雰囲気を意識することが大切です。留袖のフォーマルな格を引き立てる草履を選ぶことで、結婚式などの晴れの場にふさわしい装いを完成させることができます。

訪問着・付け下げにぴったりの草履

訪問着や付け下げは、文様や柄行きによって重厚感のある印象から、すっきりとつつましやかな印象まで幅広く表現できる着物です。また、着用するシーンや立場によっても求められる装いが変わるため、草履選びはその場にふさわしいものを選ぶことが重要です。

結婚式に親族や友人として出席する場合は、フォーマルな場にふさわしい「金・銀・白」を基調とした礼装用の草履が最適です。訪問着自体が華やかな色使いの場合、草履の台や鼻緒、前坪に少し色が入ったデザインを選ぶことで、全体のコーディネートに華やかさを加えることができます。特に若い世代の場合は、こうした工夫でより華やかで印象的な装いに仕上げることができます。

一方、子どもが主役となる「お宮参り」「七五三」などの機会には、淡い色のエナメルやレザーの草履で上品さやつつましやかさを演出するのがおすすめです。こうした場では、必ずしも「金・銀・白」の礼装用草履にこだわらず、セミフォーマルとしての落ち着いたコーディネートを楽しむことができます。

また、自身が主役となるパーティや開店祝い、周年祭などでは、華やかさを前面に出した草履を選ぶことで、足元まで含めた華やかな装いを完成させることができます。ヒールのある草履を取り入れれば、よりすらっとした立ち姿と気高さを感じさせる着姿を楽しむことも可能です

色無地・江戸小紋にぴったりの草履

色無地や江戸小紋は、帯や小物の組み合わせによって着用できるシーンが広がる着物です。草履選びも着用シーンに合わせて工夫すると、全体のコーディネートがより自然に馴染み、洗練された印象を作ることができます。

ポイントとなるのは「どの帯を締めるか」という点です。帯は着るシチュエーションに応じて選ぶものであり、草履はその帯に合わせて「礼装用」「セミフォーマル用」「カジュアル用」から選ぶことで、着姿全体に統一感が生まれます。

たとえば、ホワイトゴールドの袋帯を締めるフォーマルな結婚パーティーなどの場では、草履も金・銀・白系の礼装用を選ぶといいでしょう。台と鼻緒の色を揃えた草履は、色無地のすっきりとした印象と調和し、上品で整った装いを完成させます。

一方、お茶席や観劇、日常のお稽古事などのカジュアルなシーンでは、黒地に唐草文様の名古屋帯のようなしっとりしたコーディネートに合わせて、草履も帯や着物の色味に沿った色を選ぶと良いでしょう。鼻緒の柄や色を工夫することで、台と鼻緒の色が異なるカジュアルな草履でも、おしゃれでバランスの取れた着こなしが可能です。

カジュアルな草履は歩きやすさも重視されるため、台の高さは低めのものが適しています。また、色無地や江戸小紋の上品でお淑やかな雰囲気を保つことがコーディネートのポイントです。

まとめ

着物を美しく着こなすには、草履選びも欠かせないポイントです。黒留袖・色留袖には、ゴールド・シルバー・ホワイト系の礼装用草履が最適で、帯の色に合わせると統一感が生まれます。訪問着・付け下げでは、結婚式などのフォーマルシーンには礼装用草履を、七五三やお宮参りなどの子どもが主役の場では淡い色のセミフォーマル草履で上品さを演出可能です。色無地・江戸小紋は帯に応じて礼装・セミフォーマル・カジュアル用の草履を選ぶことで、場に馴染むコーディネートが完成します。草履の色や材質、台の高さまで考慮することで、着物全体の印象がぐっと引き立ち、上品で洗練された装いを楽しめます。

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