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年齢に応じた着物の選び方とは?年代別に色や柄の着こなしをご紹介!

公開日:2022/09/01  


現在着物にあまり馴染みがない人が多く、かつてのように普段着として着ることはありません。特別なときにしか着ないイメージもありますが、最近は日本ブームで和というものが見直されています。今回は、年齢に応じた着物の選び方や色や柄の着こなしについてご紹介します。ぜひ参考にしてください。

10~20代の方に合った着物の選び方

10~20代の着物選びを考えてみると、初めて着物らしい着物を着るという感じでしょうか。お宮参りや七五三といった行事で着る機会はありますが、自分自身が好みの着物を選択できる年齢なのかもしれません。若いというイメージを損なわないようにと、ピンクや赤の色柄を選ぶ人が少なくありません。あでやかで華やかなデザインを中心に、明るい目の色を選択すると間違いはないでしょう。

しかし今はレトロブームで、少しシックな着物に華やかな帯や小物類を合わせるのも素敵です。成人式の最近の傾向は振袖を着る方がほとんどで、洋装派は僅かであるといえます。振袖は好みのものを選べばよいのですが、やはり未婚女性の礼装なので、華やかな中にも上品さがある着物を選択しましょう。

黒地の着物を選択する場合は、帯や小物類を華やかな色合いのものにするのが適しています。柄もさまざまで迷ってしまいますが、定番の花柄や古典柄が人気を集めています。帯の結び方も華やかにすれば、若々しさがプラスされるのです。この年代はアクセサリーをつける方もいますが、基本的にはつけないのがルールとされています。

成人式では華やかさをアップするために、ヘアスタイルにこだわりを持ち、生のお花をつける方も増えています。ヘアアクセサリーをつけることで、変化を楽しみ華やかさやあでやかさを表現ししてくれるのです。そして10~20代の着付けで大事なのは、衿をゆるめずしっかり合わせ、帯の位置も高くするのが基本です。

30~40代の方に合った着物の選び方

既婚となると振袖を着ることはNGなので、少し寂しい気持ちになります。けれど子どもの入学や卒業式など、着物を着る機会はぐんと増えてくるのがこの年代の特徴です。適している着物は色無地や付け下げなどで、格の高い着物を選ぶのが無難です。淡い色の着物が好まれ、派手すぎるものは避けましょう。シンプルな着物であっても大きな柄が入っていれば、華やかなイメージとなります。

着物に慣れ親しんでいる人は、自分なりにコーディネートを楽しめます。着物は洋服と違って、帯や帯締め、帯揚げなどで雰囲気がガラリと変わるため、自分のセンス次第で輝きが増します。好みによって、若々しくしたり落ち着いたイメージにしたりとさまざまですが、この年代はどちらを選択しても大丈夫です。

50~60代の方に合った着物の選び方

50~60代になると、この年だから控えめにと考える方は少なくありません。しかし地味すぎる着物を選択すると、老けて見えるかもしれません。どうしても着物を着ると実年齢より高く見られがちで、髪をアップにすることでより見た目の年齢が上がるようです。

淡い色のピンクやパープルも年齢的には適しており、少しくすみがかった色にすれば上品さが出るでしょう。グレーやベージュを選択した場合は、大きめの柄や少し派手目の小物類を合わせると華やかさとシック感が出ます。自分で「少し派手?」と思うくらいが丁度よく、個性的なコーディネートも着物ならOKです。若作りするのではなく、どこかに若々しさが感じられるような着こなしをするのが、上手な着物の着方です。

70代以上の方に合った着物の選び方

70代という年代は、着物がしっくりくる年齢だといえるかもしれません。かつて日本の女性の普段着であったことから、この年代の方で日常着として着物を着ている人は案外多いです。きっちり着るのではなくゆるめの着こなしをしているため、見た目も窮屈そうには見えません。

式典などに出席する場合は、70代だからこの種類は着られないということはなく、適した付け下げや訪問着、遊び着があります。もちろんピンクや赤は難しいですが、淡い色合いのものならブルー系やグリーン系でも大丈夫です。

基本グレーやブラウンなどを中心に小さな柄やシンプルな柄を選べば、上品なイメージに仕上がります。若い年代でくだけた着こなしをすると品を損ね、だらしない見た目になります。けれど70代では少しくだけた着付けをしても、決して見苦しくないのが不思議です。特別な式典では年代関係なくしっかり着付けをし、ゆったりとした衿合わせはNGです。

まとめ

年齢に応じた着物の選び方や年代別に色や柄の着こなしを見てきました。洋服とは違い、昔の風習のようなものが根強く残っているような感もあります。着物を着るということ自体にさまざまなルールがあり、ルールを間違えるとマナー違反になりかねません。たとえば洋服とおなじように、喪服の場合はすべて黒で統一しなければなりません。また未婚の女性の礼装である振袖を、既婚者が着るのはNGとなります。しっかりルールを把握するのは大事ですが、時代の流れでルールも変わってきているのは事実です。年相応にという考えは古く、その人にマッチしている着こなしなら、年代を意識する必要はないでしょう。

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