日本の伝統衣装である着付けを学ぶ魅力！教室に通うのがおすすめ？
結婚式や、ちょっとしたパーティーなどで活躍する着物。そのような時に「着付けができればいいな」と思ったことはありませんか。この記事では、着付けを学ぶ魅力や着付けを学ぶ方法について解説します。着付けに興味のある方は、チェックして参考にしてください。
着付けを学ぶ魅力
着物は、日本が誇る伝統文化です。様式美の極みともいわれます。成人式や卒業式、パーティーなどに洋装ではなく着物で出席するなら、改まった印象を与えたり、存在感を際立たせたりすることもできるでしょう。このように、季節や行事ごとに着物を楽しめるようになりたいもの。このように自由に着物を楽しむためには、着付けを学ぶことをおすすめします。
今まで着たことのある訪問着や色留袖などの着物は知っているかもしれません。しかし、もっと着物の種類や知識、テクニックについても知っていくならば、着物選びにも変化があるでしょう。着付けを学ぶなら、着物について多くの知識や技術を身につけることが可能。長襦袢に始まり、半衿の見せ方、帯の結び方も実にさまざまです。
TPOやマナーについても学ぶと、より上品に着物を着こなすことができます。着付けを学び、自分に合った着こなし方を身につけられるでしょう。自分の体型を知ることで、自分にふさわしい着付けをするなら、着崩れをカバーできます。誰にも頼ることなく、着物を着ることができるようになることは、着付けを学ぶ大きな魅力のひとつです。知識や技術が増すにつれ、草履やバッグなどの小物のコーディネートに至るまで、あれこれと楽しむことができます。
また、着付けの知識が豊富になれば、自分の着付けだけでなく、他の人の着付けの手伝いをすることもできるでしょう。着物の世界は奥深いもの。着付けを学び始めると、「着付けができるようになった」だけでは終わらないでしょう。そこから、どんどん世界が広がっていくことは間違いありません。
着付けは教室で学ぶのがおすすめ！
着付けは教室で学ぶのがおすすめといえる理由を2つ紹介します。
1つ目は、正しい着付けを身につけられるからです。着付け教室では、専門講師による指導を受けられるので、着付けについて正しく学べます。わからないところや疑問点があれば、講師に質問可能です。あやふやな知識で学習を進めてしまうことがないので、気持ちよく学べるでしょう。
また、多くの生徒を指導してきた実績・経験を持つ着付け教室には、理解しやすいカリキュラムが組み込まれています。カリキュラムに沿って学習するなら、着実にステップアップし成長を実感できるでしょう。
さらに、着付け教室では、マナーや専門用語といった教養を身につけることも可能。着付けできるようになるということは、あくまで準備段階。着付け教室では、定期的な着物イベントや着物体験を通して、着物を着用した後の所作も身につけられます。
2つ目は、着付けを一緒に学ぶ仲間ができるからです。「着付けを学ぶ」という同じ目標を持った仲間が集まっている着付け教室。独学では一人なので、どうしても途中で飽きてしまったり、挫折してしまったりしまうことがあるでしょう。わからないことがいっぱいあるけど誰にも聞けない、決まった時間に学習ができないなどの問題も。
着付け教室に通っているのであれば、参加者のほとんどが初心者なので、着付けの疑問点や悩みにも共感しやすいでしょう。参加者も若い人から年配の人までさまざま。人見知りの人でも、講師が上手にサポートしてくれるので多くの人と親しくなれます。
独学でも習得可能？
着付けは、独学でも習得可能なのでしょうか。結論からいうと、可能です。最近では、着付けに関した動画や書籍も多く出ているので、それらを活用するなら独学で着付けを学べます。
しかし、動画や書籍から学ぶだけでは、正しい着付けを身につけられるという保証はありません。独学の場合、知識や着物の扱い方を理解することはできたとしても、自分の間違いを正してくれる人がいないということは大きいでしょう。また、着物の専門書を初心者が、すべて理解して読み進めるのは難しいかもしれません。動画においても、細かい説明が省かれていることがあるため、すぐに理解できないこともあります。
わかったつもりでなんとなく進めていくなら、間違った癖がついてしまうことも。着付けは知識だけではなく、実践を繰り返して身についていくものです。そのため、正確に着付けを身につけたい人に独学はおすすめできません。
着付けを学ぶなら、自分に合った着こなし方を身につけることや、他の人の着付けの手伝いができるようにもなるでしょう。着付けを学び始めるなら、奥深い着物の世界がどんどん広がっていくこと間違いありません。着付けを学ぶ際は、独学ではなく教室で学ぶことをおすすめします。正しい着付け方を身につけられるうえ、仲間と一緒に学ぶことができるでしょう。
