着物教室に通う人はどんな人?年齢制限はあるのか
着物教室に通う前には他の受講者についても気になるところです。
着物教室によっては半年以上、長期的に開催されることもあり、
ますますこうした事情は気になるところでしょう。
また、年齢制限などは設けられているのでしょうか。
ここではこうしたポイントについて見ていきましょう。
着物教室に通う人の特徴とは?
○幅広い年齢層
着物教室に通う人は意外と年齢層の幅が広いことが特徴です。
まず、着付けを習ったことがない・着付けについて全く知らないという若い人がやはり多くなっています。
他にも、着付けを子供に教えたい・空き時間があるから何か習い事をしたいという主婦も着物教室で着付けを学びます。
○着付けを復習したい
着付けを復習したいという人も多くいます。
着付けも少ししないと忘れてしまうものであり、こうした需要も着付け教室にはあるのです。
実際、着物着付け復習コースなんてコースも多くの着付け教室で設けられています。
○コースによって分かれる
着物教室のコースによっても受講者は分かれます。
レベルが高いクラスは着物講師を目指している人・着付けを仕事にしたいという人が受講生の大半を占めます。
一方、着付けを一から習う初級コースであれば「着付けを習って和服を着こなしたい」という日常生活で役立つ知識を手に入れたいという受講生が多くなっています。
着付けを習ったことがないと「あまりに着付けの知識がなくて着付け教室に通った際に恥をかくのでは」と気にする人もいるかもしれませんが、初級コースであれば誰もが着付けについてほとんど知識がないものです。
コースも一から始まりますから、決してたじろぐことはありません。
年齢制限を設けている教室もある
他に、年齢制限を設けている着物教室もあります。
例えば、一年制のコースでは年齢制限を設けている例が幾つか見られます。
これは年齢制限を設けることにより受講者の質を確保するため。
逆に初級コースになると年齢制限もほとんど存在せず、いろいろな年齢層の人が通っています。
また、着物教室によっては、
「若い人が多い」
「主婦が多い」
「着付けを復習したい人が多い」
といったような違いもあります。
逆に受講者の年齢層も広い教室もありますが、こうした教室であれば幅広い人と交流出来て良いでしょう。
受講者の年齢層の違いは教室の雰囲気などによっても変わってきますが、体験教室の際などにも「どのような受講者が多いのか」といったことを気に留めて見ると良いでしょう。
着物教室では積極的に交流しよう!
せっかく通う着物教室ですから他の人と仲良くして交流を広げると良いでしょう。
着物教室は交流を広げるのにも良い機会であり、それまでには出会ったことがないような相手とも知り合えることもあります。
着物教室で一緒に着付けを習っていれば自然と仲良くなりやすいことも特徴です。
友達ができれば一緒に着付けを習えてより習得もしやすくなるということも利点でしょう。
一人では着物姿で歩くのが恥ずかしいなんて人もいますが、友人と一緒であればそんなこともなくなるはず。
それだけ習った着付けを活かしやすいなんてこともあります。
着付けを早く上達させるコツ
着付けを早く上達させるためのコツもいろいろとあります。
○自分が得意な着付けの仕方を見つけてみる
例えば、自分が得意な着付けの仕方を見つけてみるのはおすすめです。
自分が得意な着付けの仕方を見つけられれば自信も湧いてきます。
着付けの仕方も細かい部分は違いがあるとはいえ基本はそこまで変わりませんから、一つ身に付ければ他の着付けの仕方も学びやすくなるという利点もあります。
○回数をこなす
着付けはとにかく回数をこなす事も欠かせません。
着付けによっては工程も数十に分かれており、かなり複雑なものもあります。
しかし、何度も何度も着付けをしていけば次第に手元を見なくともできるようになるものです。
そのためにも、着付け教室に通った後に自分で着付けをしてみる事が大事でしょう。
着付け教室は講座も短いものであり、一回につきせいぜい2~3回しか着付けできないなんてことも。
これだけでは着付けをマスターするのにはかなり不安がありますから、習った内容を定着させるためにも着付け教室が終わった後に着付けを自分でしてみましょう。
○自分の着物を購入してみよう
このためにも着物を購入するのはやはりおすすめです。
自前の着物が愛着も湧いて自然と着付けを習う意欲も高まってきます。
○一緒にできる友人を見つける
紹介したように着付けを一緒にできる友人を見つけるということもおすすめです。
やはり友人がいれば励みにもなりますし、着付け教室に通う際にも挫折しにくくなるものです。
友人がいることで人に着付けをしてあげる練習もしやすくなってきます。
友人をSNSなどで探すというのも良いですが、友人がいることで上達しやすくなることは確かです。
このようなコツもありますが、着付け教室も受講時間が限られていますから有効に活用しておきたいところです。
自分で独学することも可能ではありますが、その際にも友人がいるとより効果的に学んでいけることでしょう。