評判の着付け教室で講師の資格を取ろう!その道のりとは
着付け教室の講師を目指している女性も一定数いるものです。そのためにプロ養成のクラスや着物着付け師コースを設けている教室は多く、年齢に関係なく仕事ができるという点から、幅広い年齢の人が着付け教室に通っている姿が見られます。実際に講師になるのであれば、資格は必要となるのでしょうか。そして道のりについて知っておきましょう。
評判の着付け教室で講師の資格は取れるのか
正しい着付けを学ぶためには評判の教室に通うとよいでしょう。ではこうした教室で着付け講師の資格を習得は可能なのでしょうか。教室によっては「プロ養成」や「着付け師」の習得コースを用意しており、問題なくスキルを習得できます。
また、国家資格としては「着付け技能検定」が用意されており、1級や2級のテストが開催されています。この資格に合格すれば晴れて「着付け講師」となれるのです。ただし、着付け教室によっては、先生になれるコースを用意していない場合もあります。評判などをチェックするか、問い合わせを行って講師のためのコースがあるか確認することが大切です。
「資格取得認定」を狙うものや「講師認定」コースが用意されているという着付け教室も存在します。それぞれ違いがあるため、自分が具体的にどう着付け教室で働きたいのかをはっきりさせておきましょう。各コースの評判なども、インターネットで調べられます。
資格の習得だけではなく、評判の教室で師範になりたいなら、その教室に直接問い合わせてみることをおすすめします。着付け教室の先生になるためのコースは、評判のよいところであればほとんどの場合用意されているので、自分の時間や都合を考えた上で習得にチャレンジしてみましょう。
講師資格をとるまでの道のりはどのようなものか
評判の着付け教室の講師になるまでは、どのような道のりを歩むのでしょうか。特別な資格は必要ありません。しかし、まずは適切な着付けを行うことができるよう、自分のレベルを高める必要があります。そのためには、自分に合った評判のよい着付け教室に通うことが近道だといえるでしょう。
着付け教室には大手のものと、個人が運営するものがあります。市民講座など気軽に受講できる着付け教室もありますので、最初は自分のレベルにあった着付け教室を探しましょう。大手の着付け教室の場合は、講師となるべく教室独自の資格を保有する必要があります。そのレベルまでしっかりと和装について学び、正しい着付けを行えるようにステップアップすることが先決です。
また、最上級のコースを習得すれば「通っている教室の先生になれる」「就職先を紹介してもらえる」というシステムも用意されています。もし「着付け教室の講師として将来独立したい」と考えている場合は、国家資格「着付け技能士」の取得がおすすめです。着付けをたしなみ、実務経験が5年以上あれば1級、実務経験2年以上であれば2級の資格取得を狙えます。
実務は美容院や写真館・結婚式場などで積むことが多いので、時間はかかっても実務経験を積んで問題なく試験を受ける資格を得られるのです。大手教室で先生として活躍したいのであれば、授業数1コマあたりで収入が決定することが多いため、自分の働き方とマッチするかを考えておきましょう。
着付けのプロとして必要なスキルはあるのか
特別なスキルは必要ないとされていても、評判の着付け教室の講師になるためには、それぞれの教室の最上位のコースの授業を習得していなければいけません。着付け教室によって講師になるための条件は異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。
教室によっては「きもの免許」「プロ着付け師」「着物着付け講師」などのコースが用意されています。学ぶ内容や順番は各教室で異なり、学ぶ範囲なども変わってくるため、自分が知りたいコースを選ぶことが大切です。また、入会直後にそのコースを習得できるのかという点や、他のコースを学んだあとでなければ習得ができないのかなどを確認する必要もあります。
また着物関連の資格では自前の着物が必要です。これについては費用かかるため、用意すべきものにはどのようなものがあるのか知っておくことも大切でしょう。和装関連のアイテムは華奢な作りのものが多く、手頃な価格であるとは一概にはいえません。自分で工夫して費用を払えるかも知っておきましょう。
まずは各教室の無料体験レッスンや実習見学などを参考にするという方法もあります。各クラスを見て回ることで、本当に自分がなりたいものを確認できれば、より和装について詳しくなることができるものです。資料の取り寄せもインターネットから可能です。
講師になるには多くの時間と知識が必要です。焦る必要はありません。確実にスキルを習得し、それらをいつか生徒さんたちに教えられればよいのです。資格を習得するためにも、まずは自分の着付けスキルをアップさせましょう。それが最も近道だといえます。