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日本人として視野を広げよう!着付け教室に通うと見えてくる着物と日本の歴史

公開日:2020/02/15   最終更新日:2020/02/19

着物は日本の長い歴史の中で受け継がれ、育まれてきた世界に誇れる文化です。着物の世界における評判は誇り高いものなのです。

しかし近年は日本人でも着物の歴史等を知る人は少なくなってしまいました。そこで、ここでは着物と日本の歴史についてご紹介していきます。

着物の歴史は縄文・弥生時代まで遡る!

日本の着物の歴史の起源は縄文弥生時代にまで遡ります。繊維は残りぬくい物質のため、衣服の出土品がないのですが、布の断片や袋の出土品があり、そこから推測することになります。

当時の衣装は、寒さや暑さをしのぎ、外敵や雨風から身を守るだけの目的でした。衣服に装飾的なものはなく、狩猟で手に入れた獣の皮や木の皮などを身に纏うシンプルなものでした。

そのうち、農耕が始まり、麻などの植物繊維によって糸を紡ぐ技術が存在しており、それによって布を作っていたことが判明しました。その布によって衣服が作られていたという推測ができます。

着付け教室には麻を使った着物もあり、生徒たちは古代人の着物の起源を着物から体感することができ、歴史を感じながら着付けを学んでいます。

弥生時代に入ると、身分の高い豪族は、絹を用いた衣装を着ていたようです。この頃には原始的な機織りや植物染料を使った染め物もあったことがわかっており、着飾るという意識が芽生えた時代でもあったようです。

古墳時代になると、中国大陸との交流が盛んとなり、中国の模倣と思われる筒袖という上衣が男女共に着用されていました。養蚕が盛んに行われたのもこの時代からです。

奈良時代にはそれまでの「左前」の打ちあわせから「右前」の打ちあわせに改められました。平安時代に入ると、京都の風土の影響や宮廷文化の発達により、いよいよ日本独自の衣装に変わっていきます。

日本独自になるに従い、ますます簡素化されていった着物

鎌倉時代に入ると、貴族社会から武家社会に変貌したことから戦闘などの目的に応じた実用的な服装へと変わっていきます。この頃は、庶民の衣服であった水干を基にした直垂がつくられました。

直垂は室町時代にかけて、武家の礼服になっていきました。女子の衣服も簡素化していき、袴や裳は省略され小袖のみの衣服に変化。室町時代末期には現在の着物の原型が出来上がったといわれています。

このころから「身八つ口」のある着物になりました。戦国の世が平定した後には、華やかな美術品や工芸品で有名な安土桃山文化が出現。 衣服は、男子は肩衣袴が主流で、女子は打掛姿、腰巻姿が主流になりました。

江戸時代に入ると、幕府による鎖国制度により海外からの文化が入って来にくくなりましたが、それでも庶民階級が経済・社会面で勢力を発揮し、町人文化が栄えた華やかな時代でもありました。

元禄期には元禄文様とよばれる明るい色調で金糸が多く用いられた華やかな小袖などがつくられ、この頃には現在の着付け教室にある着物とほとんど変わらない形の小袖が生まれています。

幕府は倹約令を出しますが、庶民の着物へのこだわりは強く、地味でも高価なものが好まれるようになりました。この頃には喜多川歌麿をはじめとする人気絵師が多く輩出されましたが、その絵師たちが描いたのが数多くの着物美人でした。女子たちが着る着物も現在のモデルさながらに、ファッション性豊かな着こなしをする女子が増えていったのです。

着物に関心を持ち始めた若い世代

明治時代になると、開国によって他国の文化が日本に伝わり生活様式が変わると共に服装も急に欧米化して大きく変化しました。宮中の礼服も洋服となり、それによって上流階級社会の欧米化が進み、和洋折衷の洋服が次第に一般人にまで浸透し始めたのです。

西洋から洋服が輸入されるようになり、日本でも洋服が作られるようになりました。日本古来の衣服は着物とよばれていましたが、洋服と区別するために今まで着物とよんでいたものを「和服」と呼ぶようになったのです。

現在の日常生活では洋服が中心となっていて、着物を着る機会が少なくなっています。それでも成人式などは着物の評判が良く、成人式前に着付け教室に通う生徒もいるようです。男子にもお正月や成人式に向けて、着物の評判が上がってきます。

幼少期であれば、七五三で着物を初めて着た子どもも多いことでしょう。日本には着物が似合うにふさわしい伝統行事が四季を通じてたくさんあります。

また、入学式や卒業式・同窓会などにも着物の評判が上がります。お祭りや七夕などのカップルで楽しむ行事や、観劇・お茶・お花・踊りにそれこそ着付け教室において、着物を積極的に着用しようという若者も増えています。

日本の民族衣装である着物は、やはり日本人によく似合っています。洋服を着ることが多い日常生活の中に、和装を取り入れる味わい深い日本文化の良さを感じてほしいものです。

 

着物の歴史を振り返ってみましたが、最近は若い世代からも着物の持つ味わい深さを見直す風潮が現れているようです。着物と日本人のつながりの歴史を知ることで、あらためて着物の魅力を感じて日本人として着物を着る機会を増やして楽しんでみるのもよいでしょう。

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