通いやすいと評判!回数制の着付け教室の魅力とおすすめの通い方
着付け教室の中には、回数制という少し特殊な形で教室を行っているところも少なくありません。実はこれが働く女子に評判が良く、意外と通いやすいという事で、最近ではあえて回数制の着付け教室を選ぶ人もいるくらいです。
この回数制とはどういうもので、どういう点に気をつければいいのでしょうか。魅力とおすすめの通い方を紹介します。
そもそも回数制とはいったい何?
まず、そもそも回数制とはどういうシステムなのかをきちんと理解しておきましょう。一般的な習い事などの回数制と同じと考えればよく、主に着付け教室だからといって特別なルールが適用される様な事は考えにくいようです。
まず、生徒さんたちは着付け教室と契約して、入会金と先に指定された回数の授業料を支払います。この時に支払うのは何回授業を受けるといくら、という契約ですので、行く回数分の契約となり、その回数分通い終わったらまた何回分かの代金を支払って通う、という事になるのです。
例えば入会金が1万円、授業料が1回5,000円としましょう。回数制の場合はだいたい教室が何回通うというプランを決めています。初心者の場合は4回通う必要があるのであれば、入会金1万円と授業料4回分2万円、合計3万円を支払って4回通います。
そしてまた初心者なのでもう一回同じ回数通うのであれば、今度は授業料だけの2万円を支払うことになるのです。一般的には回数制の場合は何回通うというルールが決まっていますから、その回数だけ着付け教室に通い、その分だけ授業を受けることになります。
チケット制と違うのは何回通うというプランが明確で、また回数ごとに区切りが良いような教室運営にしているところもあるのです。また、一定回数通わないと中級クラスや上級クラスに行けない着物教室もありますので注意しておきましょう。
回数制のメリットと評判はどういうもの?
回数制の場合、いくつかのメリットがあります。ひとつは、月謝制と違って行く回数だけ回数が消費されるので、行ったら行った分だけ消費することになりますし、行かなければ一定期間はその回数が残ります。
例えば忙しい時は当然ですが着付け教室に行くことはできないため、その回数は残ったままで翌月など忙しくない時に使用する事が出来ます。月ごとに忙しさが違う人や、繁忙期と閑散期が明確で忙しい時期はまともに通えない人であれば、月謝を無駄にすることはありません。
もう一つのメリットは、日時にある程度余裕がついたり、都合がつく可能性があるという事です。というのも回数制の場合は教室が指定しているカリキュラムをただこなす場合もある一方で、練習時間を自分の希望する時間帯に指定できる場合もあります。
例えばある日は15時が都合良く、次の教室は18時が都合良い場合、そのように時間帯を自由に変更する事も出来ます。つまり、先生の都合さえつけば時間帯が自由な事も少なくありませんし、大手着物教室で時間に都合が合わなければ他の先生の授業を受ける事も出来ます。
比較的忙しかったり、その時に応じて都合をつけたい人、行ける時間がバラバラのシフト制の仕事をしている人などに、このような条件は向いています。ただし、評判を見るとある教室では出来たことがこの教室では出来ない、という事もありますので、詳しいシステムは入会前に確認してください。
回数制を上手に使いこなせる通い方
回数制の場合、着付け教室に通うやり方もかなり変わってきます。上手に使いこなすためには、まず自分が通える教室を明確にピックアップしておきましょう。回数制の場合はある程度自由に都合をつける事が出来ますが、それでも通いやすい所に通うのに越したことはありません。実際、評判を確かめると教室の立地やアクセスは大事な条件のようです。少し遠い教室にしたが、通うのが辛いという声もあります。
次に、その教室のシステムを明確に確認しておきましょう。例えば回数制の場合、その回数を使わないとどうなるのか、途中で解約する場合はどうなるのか、有効期限はどのくらいなのかという事を明確にしておきたいところです。着物教室の中には回数を消化できなくて退会する場合も返金などはできないところがありますので、条件は確認しておきましょう。
また、行くときの時間や評判はどのようになっているか、行ける時間帯に予約は取れそうか、という事を確認しておいてください。ある程度自由に都合がつく教室ならば通いやすいですし、そうではない教室の場合はどのくらい混雑しているかを確認しておきましょう。
その他にも、着物のレンタルはあるかどうか、小物や足袋、草履などをどうやって管理すればいいかを確認しておきたいところです。和装は小物が多く意外と荷物が多くなりがちなので、レンタルがある着付け教室の方がおすすめでしょう。
一般的に、費用は専門的になればなるほど高額になります。また、着付けの免許を取ったり人に着付けさせるために習う場合は専門のコースがあったり、対象外の事も少なくありません。教室によってシステムは違いますから、通う前によく確認しておきましょう。