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より美しく!着物の畳み方のポイント

より美しく!着物の畳み方のポイント

着付け教室に通っていると、お稽古の最後に着物の畳み方を習うはずです。
しかし自宅はお稽古の場所と違うし、保管していると徐々にシワになることもあります。
また着物用の桐タンスもないので収納に困ることもあります。
そこでここでは着物の畳み方のポイントやいろいろな畳み方についてご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

 

 

着物のたたみみ方とは

着物や帯は保管するときにきれいにたたんでんでいないとシワになったり、生地を傷めてしまうこともあります。
きれいに着付けていても、着物の帯にシワが入っているようなことではせっかくの着物姿も台無しになってしまいます。

着物はきれいにたたんでおけば保存状態もよく、長く着ることができます。
一見難しそうに見えますが、基本がわかれば案外簡単にたたむことができるようになります。
以下に正しいたたみ方の種類をご紹介します。

 

①本たたみ(ほんだたみ)
長着(ながぎ)や羽織(はおり)の長いものの正しい畳み方になります。
これは女物、男物、単衣(ひとえ)、袷(あわせ)といった着物をこの畳み方で畳んでいきます。

◆たたみ方

衿肩あきを左にして平に広げます。
そして下前みごろの脇縫い部分を折ります。
おくみを衿肩あきから裾まで斜めに折り返ししてたたみます。
衿の肩山の部分から斜めに中に折り込んで、衿を合わせるようにします。
その後上前脇縫いを下前の脇に重ねるようにします。
その時背縫いをきれいに折ってください。

また左袖は袖付け線よりも身頃に張ったところでおり、最後はみごろに返しておきます。
裄丈が長い場合は袖付けから5分程度くらい袖側に入ったところで袖を折り返してみごろに返すと上手におることができます。
下側の袖(右の袖)のみごろの下を折り、身頃を衿下から二つに折ります。
これは何か硬いものを入れるなどしておるときれいに折れます。
これはたとう紙(厚手の和紙、着物が包まれている)によっては三つ折りということもあります。
最初に包まれていた状態を確認してください。

 

②袖だたみ(そでだたみ)
これは本たたみに対する仮のたたみ方で、一時的にたたむ場合の方法です。
まず、左右の外袖を合わせて、袖山を重ね合わせます。
次に左右の後ろみごろを合わせ、脇縫いを重ねていきます。
重ねた袖をみごろに折り、肩山と袖山が重なるように整えておきます。
そしてみごろを二つに折ります。

 

③夜着だたみ(よぎだたみ)
これは二枚重ねの長着や絵羽(えば)模様のきもの、子供の着物、夜着(よぎ)、丹前(たんぜん)などの種類をたたむときは、この方法で畳みます。
また留袖や男物の紋付、刺繍や箔のある高価な訪問着なども、紋や模様を傷めないようにこのたたみ方をして収納します。

◆たたみ方

まずきものを広げて、下前、上前の順に両脇を正しくおっていきます。
着物に入っている模様や紋の部分は和紙やノリのついていない白布を当てます。

身丈は二つ折りにして、この折り目が強くつかないようにしてください。
折り目をつけたくないときは和紙を巻いたもの、真綿などでクッションを作って間に挟みます。
丈部分はさらに二つ折にします。

 

④襦袢だたみ(じゅばんだたみ)
お襦袢(じゅばん)やコートなどをたたむときの方法です。

◆たたみ方

肩を左に置いて平らに広げていきます。
そして左右の前身頃を折り重ねます。
下前のみごろの脇縫いの部分を身巾中央の衿に少しかかるくらいに折ってください。
そして袖はもう一度外側に向けるようにして、袖口がみごろからでないように折ってたたみます。
その後上前みごろもおなじような順番で折り、左右の袖に重ねて折り返すようにたたみます。

 

⑤羽織だたみ
羽織だたみのコツは衿の折り返しの「きせ」という部分(縫い目通りではなく深く余分に折られたところのことです)を崩さずぴったり折りたたむのときれいにおることができます。
これは羽織だけでなくコートも同じようなたたみ方をしていきます。

◆たたみ方

衿肩あきを左にして平に広げていきます。
右のマチはマチ巾の中央で折ります。
前衿はみごろのほうに折り返しておきます。
そのあと左前みごろの衿を右前みごろの衿に重ねて、紐もそろえて衿に沿ったようにして下げておきます。
左みごろのマチ部分に右みごろのマチを揃えて重ねます。
左みごろの袖を袖付け線からみごろの上に折り返しておきます。
下の袖も袖付けを持って下側にむかって折りたたみます。

 

⑥袋帯のたたみ方
袋帯を使う方が少なくなっているでしょうが、たたみ方を知っておくと便利です。
模様を外側にして、垂れのほうをしたにして二つ折りにします。
前柄の入った部分に折れ線をいれないようにして、手先部分を七寸ほど内側に折り込み、さらに二つ折りにします。

さらに上下をかえして、垂れのところが上になるようにし、また二つ折りにして太鼓柄が上にでてくるようにしておきます。
帯はメインとなる模様がどこにくるのかによっても多少折り方を工夫する必要がありますが、お太鼓柄がメインなのでこのような折り方をしています。